【君たちはどう生きるか】ストーリーあらすじ+ネタバレ+試写会感想

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待ちに待った宮崎駿監督の新作映画「君たちはどう生きるか」が7月14日に全国で公開となります。

この作品は、人気作家吉野源三郎の同名の著書をベースにしつつも、まったく違うストーリーを描いています。

しかし、詳細はまだ公開されていません。

宮崎監督の10年ぶりの新作に対する期待は高まるばかりです。

新作映画「君たちはどう生きるか」とはどのようなストーリーなのでしょうか?

目次

宮崎駿監督、10年ぶりの新作映画「君たちはどう生きるか」のストーリー・あらすじ

新作映画「君たちはどう生きるか」について宮崎駿監督が語った内容をご紹介します。物語は吉野源三郎の名作と同名ですが、異なる解釈が施されています。

主人公である牧眞人少年のキャラクターは、宮崎監督の少年時代がモデルになっています。

物語は、太平洋戦争中の1944年、空襲で母を失った眞人が父の戦闘機工場と一緒に郊外に疎開するところから始まります。

新しい母親となる人物との出会いや学校での孤立、そして偶然見つけた本を通じた冒険が描かれています。

宮崎監督の新作は、眞人が森の中の廃屋で冒険を繰り広げる「宮崎アニメの集大成」のようなワールドを描いています。

それは吉野源三郎の「君たちはどう生きるか」と共通するテーマ、少年の成長を探求しています。

本作の中で眞人と大おじの対話は、「君たちは~」の主人公「コペル君」本田潤一少年とその叔父との対話を想起させます。

特に、大おじが眞人に伝える「お前の手で争いのない世を作れ」という言葉は、戦中生まれの宮崎監督が次世代に向けて伝えるメッセージだと言えるでしょう。

また、「ワラワラ」なるキャラクターの登場や、他の謎めいた仕掛けも宮崎監督の映画を楽しむ要素となっています。

これらは視聴者が思わず物語の深層を探求したくなるような仕組みで、映画の全長2時間4分が一瞬に感じられるでしょう。

以上、新作映画「君たちはどう生きるか」について、宮崎駿監督自らが語った内容と解釈を紹介しました。

この作品は、吉野源三郎への深い敬意と共に、少年の成長という普遍的なテーマを描き出しています。

試写会の観客の反応や感想

宮崎監督が言ったのは、「私自身、訳が分からない」という言葉でした。

2023年2月の下旬、東京のスタジオで行われた『君たちはどう生きるか』の初めての試写会に参加しました。

そこで流れた米津玄師さんの美しいピアノバラードとエンドロールが終わったときに、灯りがつき、宮崎駿監督からのコメントが読み上げられました。

そのコメントを聞いた客席からは軽い笑い声が聞こえてきました。

私もその一人で、映画の展開の速さと情報の多さに、ちょっと頭が混乱していました。

でも、監督のコメントを聞いて、しっかりと現実に戻ることができました。

これは、これまでの「宮崎アニメ」のすべてを集めたような作品なのか、それとも吉野源三郎さんの本『君たちはどう生きるか』を新たに解釈した作品なのか。

ただ、一度観ただけでは、映画全体の内容を理解するのは難しかったです。

世間の反応

大人になると感じることがあります。それは、何かを子供たちに教えることができる人が幸せだということです。それがスポーツであったり、音楽であったり、歴史であったり、料理であったり、囲碁や将棋であったりするのです。自分の知識を子供たちに分かち合う時、「これを見て、ここが楽しいんだよ」と言えるのは、何かに情熱を持ち、それに取り組んできた時間があるからこそです。

例えば、それが折り紙や虫に関する知識でも構わないのです。全てを適度にこなす生き方は、一見すると手っ取り早くて楽そうに見えますが、実際はそうもいかないかもしれません。だからこそ、仕事以外にも、子供と一緒に楽しむ何かを見つけることが大切です。子供たちはあっという間に大きくなります。そんな彼らとの時間から、お金では買えない大切な思い出を作ることができるのです。

私の子供が高校に入学する前に、読書感想文の課題として、吉野源三郎著の「君たちはどう生きるか」を読みました。その本は漫画化もされていて、話題となっていましたが、私自身はそれを読んだことがなく、子供からその内容を聞きました。それによると、コペル君とおじさんが交換日記を続ける話だそうですが、多くの解釈が可能で理解するのが難しかったと言っていました。

今度は、その本が映画化されるという話を聞き、私はそのストーリーがどう展開されるのかに興味を持ちました。

吉野源三郎氏の孫からのエピソードを聞いても、新作映画のテーマは次世代が何を学べるのか、ということのように思えます。これは、観る側がメッセージをどう受け取るかが重要な、メッセージ性の強い作品のようです。その作品を観て何を感じるかは、観る時の心の状態によります。その変化こそが、本当に価値のある作品を作り上げるのだと思います。

この21世紀に、何が求められているのか。100年も経っていない戦争と現在の戦争との違いは何なのか。人類が繰り返す過ちから何を学ぶのか。そういったメッセージが散りばめられたこの映画を見るのが楽しみになりました。

私自身も「君たちはどう生きるか」という作品を小説と漫画の両方で読んだことがありますが、その理解は難しかったです。映画を初めて観る人にとっても、その内容を理解するのは難しいと感じるかもしれません。しかし、それでも考えることが求められる場面があり、私はそれを教育向けの上級者向けの作品と捉えました。

作品の中には私に強い印象を与えた場面もありますが、全体の意味や、作者の思いを完全に理解することはできませんでした。私自身は映画を見に行く予定はありませんが、まだこの作品に触れたことがない方は、一度映画館で見てみてもいいと思います。

私が小学6年生のとき、映画館で宮崎監督の「ラピュタ」を見ました。それ以来、彼の映画は必ず映画館で見るようにしています。当時の彼女と一緒に、そして現在のパートナーと一緒に。子供が生まれた後は、子供を連れて行くようになりました。宮崎監督が日本にいて、私が日本で生まれたことを感謝しています。

私のパートナーは休日に映画館で早朝の上映を観に行きます。映画の内容が難解だったり、期待外れだったりするかもしれませんが、それでも私たちは感謝の気持ちしかありません。

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