【不適切行為】東京電機大学が生協の成年向け漫画生徒を検閲?

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東京電機大学の学生が大学生協で成人向け漫画を割引価格で購入し、その内容をSNSで宣伝したことが物議を醸しています。

この件について大学側は「学生による不適切行為」として謝罪を行い、厳重な対処と再発防止を約束しましたが、SNS上では賛否両論の声が上がっています。

成人向け書籍の購入自体は合法である一方で、大学生協での取り扱いについては明確なルールが存在しないのが現状です。

本記事では、大学生協における成人向け書籍の販売是非、理工系大学特有の立場、そして表現の自由と教育機関としての在り方について、詳しく解説していきます。

この記事のポイントは以下の4つです
  • 大学生協での成人向け漫画購入をSNSで宣伝し、大学が謝罪する事態に発展
  • 生協での成人向け書籍購入は合法だが、取り扱いルールの不在が問題に
  • 世間の反応は賛否両論で、表現の自由と大学のイメージを巡る議論が展開
  • 理工系大学特有の立場から、成人向け書籍の取り扱いに課題
目次

東京電機大学生の成人向け漫画購入で物議!生協割引で炎上した真相

東京電機大学に所属する学生が、大学生協で成人向け漫画を割引価格で購入したことをXに投稿し、大きな物議を醸しています。

学生による不適切行為として大学側が謝罪する事態に発展しました。

本記事では、今回の事件の詳細と世間の反応を整理し、生協での成人向け書籍購入の是非について考察します。

学生がXで投稿した問題の内容とは?

問題の発端は、2024年11月5日に東京電機大学の学生が自身のXアカウントに投稿した内容でした。

投稿には以下のような記述がありました。

  • 割引制度の紹介: 「うちの大学、取り寄せしたらどんな本も1割引気になるの熱い」と、大学生協の書籍割引制度を紹介。
  • 成人向け漫画の推奨: 「エロ漫画たくさん買う予定ならぜひ東京電機大学に」と、成人向け漫画の購入を推奨。
  • 問題の表紙画像: 投稿には暴力的で性的な内容を含む成人向け漫画「ボコボコりんっ!」の表紙画像が添付され、未成年と思われるキャラクターが描かれていた。

この投稿内容が大学関係者の目に留まり、学内外から批判の声が上がったことで事態が大きくなりました。

大学側の対応と謝罪文の全文

東京電機大学は11月7日、公式サイトに「学生による不適切行為」に関する謝罪文を掲載しました。

以下がその全文です。

このたび、本学部学生による不適切行為がSNS上に掲載され、関係者の皆様には大変ご迷惑をおかけしております。

深くお詫び申し上げます。

調査後、大学として厳重に対処いたします。

今後このようなことが起きないよう、再発防止を徹底してまいります。

大学側は事態を重く受け止め、学内調査の実施と厳重な処分、そして再発防止の徹底を約束しました。

問題の投稿は11月8日までに削除されています。

生協での成人向け書籍購入は違法?気になる3つのポイント

今回の事件を受けて、大学生協での成人向け書籍購入の是非が改めて注目を集めています。

ここでは、3つのポイントに絞って解説します。

①生協の書籍割引制度について

大学生協では、在校生であれば教科書をはじめとする書籍が1割引きで購入できるサービスを提供しています。

今回問題となった学生は、このサービスを利用して成人向け漫画を割引価格で購入したと見られます。

  • 割引対象: 在校生であれば誰でも利用可能。
  • 割引率: 定価の10%オフで購入できる。
  • 対象書籍: 教科書に限らず、一般書籍も割引対象。

生協の書籍割引は、学生の学習を支援する目的で導入されている制度です。

しかし、成人向け書籍の購入を想定していなかったため、今回のような問題が発生したと考えられます。

②成人向け書籍の取り扱いルール

生協での成人向け書籍の取り扱いについては、明確なルールが存在しないのが現状です。

  • 法的規制: 成人向け書籍の販売自体は合法。
  • 生協の裁量: 取り扱い可否は各生協の判断に委ねられている。
  • 教育機関としての立場: 大学は教育機関であり、成人向け書籍の取り扱いには慎重になる傾向。

今回の事件を機に、生協での成人向け書籍の取り扱いについて、改めてルール作りが進められる可能性があります。

③問題となった具体的な投稿内容

学生が購入した成人向け漫画「ボコボコりんっ!」は、同人作家の知るかバカうどん氏による作品集でした。

以下のような特徴があります。

  • 出版社: 一水社から発売された同人誌。
  • 内容: 暴力的な描写を含む凌辱もの。
  • 登場キャラ: 未成年と思われる女性キャラクターが登場。

特に表紙に描かれた未成年キャラクターと暴力的な内容が問題視され、大学のイメージを損なうとして批判を集めました。

世間の反応は賛否両論!SNSでの議論が白熱

今回の事件に対する世間の反応は賛否両論に分かれました。

SNS上では活発な議論が交わされています。

「正当な購入なのでは?」という声

学生の行為を擁護する意見も少なくありません。

主な論点は以下の通りです。

  • 合法性: 成人向け漫画は合法的な商品であり、正規の手段で購入しただけ。
  • 表現の自由: 読む本の内容は個人の自由であり、大学が干渉すべきではない。
  • 大学の過剰反応: 学生のプライベートな行為に対し、大学が謝罪するのは行き過ぎている。

特に表現の自由の観点から、大学の対応を疑問視する声が上がっています。

「大学のイメージダウン」という批判

一方で、学生の行為を問題視する意見も根強くあります。

  • 公開SNSへの投稿: 成人向け漫画の購入自体は問題ないが、公開SNSへの投稿は不適切。
  • 大学名の明示: 投稿に大学名を出したことで、大学のイメージを損なった。
  • 暴力的内容への懸念: 問題の漫画に描かれた暴力的内容が、学生の人格形成に悪影響を及ぼす恐れ。

特に理系の名門校として知られる東京電機大学にとって、今回の事件はイメージダウンにつながりかねないとの指摘があります。

スリープ状態だった”検閲”議論が再燃

今回の事件をきっかけに、大学における書籍の”検閲”を巡る議論が再燃しています。

生協での成人向け書籍の取り扱いに焦点が当たっています。

文系大学での研究目的利用との比較

文系大学では、成人向け書籍が研究対象になることがあります。

例えば以下のような分野です。

  • 社会学: サブカルチャーの一形態として研究対象に。
  • 心理学: 性的嗜好や性意識の分析材料として利用。
  • 法学: 表現の自由や規制の是非を考察する際の題材に。

研究目的であれば、成人向け書籍の利用に一定の理解が得られやすいと言えます。

理工系大学特有の難しい立場

一方、理工系大学では状況が異なります。

東京電機大学の事例から分かる通り、理工系大学には以下のような特有の事情があります。

  • 研究との関連性の低さ: 理工系の研究テーマと成人向け書籍の関連性は低い。
  • イメージへの影響: 成人向け書籍との関連が表面化すると、理系のイメージにマイナスの影響が及ぶ。
  • 女子学生の増加: 理工系での女子学生増加が国策とされる中、女子学生から嫌悪感を持たれる恐れ。

理工系大学にとって、成人向け書籍を巡る問題は扱いづらい課題と言えそうです。

生協での成人向け書籍の取り扱いに関する議論は、今後も続きそうです。

台北(@kasuteihen)氏のSNSアカウント

問題の投稿を行った学生のSNSアカウントについて、大学側は特定を急いでいます。

現時点で判明している情報は以下の通りです。

台北(@kasuteihen)氏のX(旧Twitter)について

  • アカウント名: 台北(@kasuteihen)
  • 投稿内容: 問題の成人向け漫画の宣伝投稿が確認されている。
  • 現在のステータス: 削除済み。11月8日までに投稿が削除された。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

まとめ:東京電機大学生による成人向け漫画購入問題について

  • 学生が生協での成人向け漫画購入をSNSで宣伝し物議を醸す事態に発展
  • 大学側は「学生による不適切行為」として公式サイトで謝罪文を掲載
  • 問題となった投稿は11月8日までに削除される対応が取られる
  • 生協での成人向け書籍販売には明確なルールが存在しない現状が判明
  • 成人向け書籍の購入自体は合法だが教育機関での取り扱いに課題
  • SNS上では表現の自由を主張する擁護派が一定数存在
  • 大学のイメージダウンを懸念する批判的な意見も根強く併存
  • 文系大学では研究目的で成人向け書籍を扱うケースも
  • 理工系大学特有の立場から成人向け書籍への対応に苦慮
  • 女子学生増加を目指す理工系大学にとって深刻な課題に
  • SNSアカウント「台北(@kasuteihen)」の特定を大学側が進める
  • 再発防止に向けた厳重な対処を大学側が表明
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