こんにちは。
本記事では、世界的に有名な漫画家である鳥山明さんの逝去に際し、イラストレーターのたろうさんが追悼のファンアートを描いたものの、そのリプライ欄で自身の商品宣伝を行ったことで大炎上している件について詳しくまとめています。
SNS上での安易な金稼ぎ行為が問題視される昨今、亡くなったばかりの偉大な漫画家を利用した今回の宣伝行為は、多くの方から強い批判を浴びる結果となりました。
果たしてたろうさんと鳥山明さんの関係性とは?追悼の意図は本物だったのか?
詳細をご確認ください。
- 鳥山明さんが68歳で逝去し、その訃報に接したイラストレーターのたろうさんが追悼のファンアートを描いた
- たろうさんは追悼ファンアートのリプライ欄で自身の商品宣伝を行い、「人の死で金稼ぎするな」と批判が殺到して炎上した
- たろうさんは鳥山明さんの出身校の後輩で、憧れを抱いていたが直接の交流はなかった可能性が高い
- 亡くなった人への想いは節度を持って表現すべきで、今回のたろうさんの行為は安易な売名行為だったと言わざるを得ない
漫画家の鳥山明さんが急性くも膜下出血のため68で死亡
3月8日、世界的に有名な漫画家である鳥山明さんが、急性硬膜下血腫のため68歳で亡くなったことが公式サイトで発表されました。
週刊少年ジャンプの公式サイト及び「ドラゴンボール」公式サイトによりますと、鳥山明さんは3月1日に急性硬膜下血腫のため68歳で亡くなったとのことです。
鳥山さんは1955年4月5日生まれの愛知県清須市出身で、1978年に「週刊少年ジャンプ」でデビュー。
代表作に「Dr.スランプ」や「ドラゴンボール」などがあり、いずれも国内外で人気を博し、アニメ化や映画化もされました。
また、「ドラゴンクエスト」シリーズのキャラクターデザインなども手掛け、漫画家としてだけでなく幅広い分野で活躍されていました。
訃報を受け、週刊少年ジャンプなどジャンプ系列5誌の編集部は「集英社・編集部一同大きな悲しみに包まれております」とコメントを発表。
「Dr.スランプ」「ドラゴンボール」などの作品は今なお根強い人気があり、世界中のファンに愛され続けています。
なお、鳥山さんの死因とされる急性硬膜下血腫は、主に頭部への外傷が原因で発症することが多く、死亡率は60%と非常に高い病気だそうです。
関係者によると、鳥山さんは2月に脳腫瘍の手術をする予定だったとのことで、体調を崩していた可能性が指摘されています。
鳥山明さんのプロフィールや顔画像について
鳥山明さんのプロフィールは以下の通りです。
名前:鳥山明(とりやま あきら)
生年月日:1955年4月5日
出身地:愛知県清須市(旧・清洲町)
職業:漫画家、デザイナー
代表作:「Dr.スランプ」「ドラゴンボール」「ドラゴンクエスト」(キャラクターデザイン)など
受賞歴:
- 1981年 第27回小学館漫画賞少年少女部門(「Dr.スランプ」)
- 2006年 文化庁メディア芸術祭マンガ部門審査委員会推薦作品(「ドラゴンボール」)
- 2013年 第41回アングレーム国際漫画祭審査員特別賞
- 2019年 紫綬褒章受章
鳥山さんは愛知県の清須市(旧・清洲町)の出身で、愛知県立起工業高校デザイン科を卒業後、地元の広告代理店に勤務。
退職後の1978年、「週刊少年ジャンプ」でデビューを果たしました。
1980年から「Dr.スランプ」の連載を開始し、大ヒットを記録。
1984年からは「ドラゴンボール」の連載が始まり、国内のみならず世界的な人気を博しました。
鳥山さんはデフォルメを効かせたシンプルな絵柄と、独特のギャグセンスが特徴的で、「ジャンプ黄金期」を支えた漫画家の一人と評されています。
また、堀井雄二さん原作のRPG「ドラゴンクエスト」シリーズのキャラクターデザインも手掛けるなど、漫画家としての活動以外にも幅広い分野で活躍。
アニメや特撮作品のファンとしても知られ、「Dr.スランプ」や「ドラゴンボール」には「ウルトラマン」シリーズなどのオマージュが数多く登場しています。
プライベートでは1982年に少女漫画家のみかみなちさんと結婚。
2児の父親でもあります。
人付き合いは苦手だと公言しており、田舎在住であることからメディアへの露出は控えめでしたが、ファンに対しては気さくに接する一面もありました。
顔写真に関しては、「Dr.スランプ」連載当時は単行本の著者紹介欄などに掲載されていましたが、「ドラゴンボール」連載後期からは一切公開されなくなりました。
顔がばれるのを嫌がっていたとのエピソードもあり、プライバシーを大切にする人物だったようです。
たろうさんが鳥山明さんの死をネタに自身の宣伝をして炎上
やっぱ描かずにいられんかった!!
— たろう|illustrator (@tamasha316) March 8, 2024
鳥山先生、後輩からのファンアートでございます。天界で受けとってください👼 pic.twitter.com/9bShSHy9sJ
漫画家・鳥山明さんの訃報を受け、イラストレーターのたろうさんが「ドラゴンボール」のファンアートを描いて追悼の意を表しましたが、そのリプライ欄で自身の商品を宣伝したことで、「死者を利用した売名行為」だと批判が殺到する事態となっています。
たろうさんは鳥山さんの母校である愛知県立起工業高校の後輩で、「鳥山さんの後輩になりたくて同じ高校に入った」と憧れを語っていました。
鳥山さんが天国で見守ってくれているはずだと思い、追悼の意を込めてファンアートを描いたそうです。
しかし、その投稿のリプライ欄で突如、以下のような宣伝を始めたのです。
「なんか多くの人に見てもらえているので告知しとこ。計報由来のプチバズりで気が引けるけど、鳥山さんも別に気にしなさそうなので。
普段はボチボチ絵を描きつつ、店舗壁画とかもやっとります。最近はユニクロでTシャツも売ってますので、よければ仲良くしてください。」
そして、ユニクロとのコラボレーションTシャツの販売ページのURLを添えて投稿。
これには多くのユーザーから、「人の死で商売するな」「承認欲求の塊」「最低」といった批判が相次ぎました。
確かに、偉大な漫画家を追悼するタイミングで宣伝を始めるのは非常識だと言わざるを得ません。
たろうさん自身、「鳥山さんも気にしなさそう」などと故人の心情を憶測で語っている点も不適切です。
たろうさんはその後、「揉めるつもりはない」と釈明のツイートをしていますが、批判の声は収まる気配がありません。
安易な売名行為が仇となった形です。
【告知】
— たろう|illustrator (@tamasha316) February 28, 2024
わたくしデザインの衣服が、ユニクロの「UTme!」にて買えるようになってます。
複数デザイン申請中ですが、一発目はうちのネコのデザインで承認がおりました。いろいろ企画中です。
デザイン増えたらお知らせします。#UNIQLO#ユニクロ#Utme
【個人ページ↓】https://t.co/ETMiM8wapM pic.twitter.com/v2Nsc3HRSq
なんか、ある一点越えると一気に大きくきますね????
— たろう|illustrator (@tamasha316) March 8, 2024
引用は割と和やかな雰囲気で安堵してます。
でもツリーのプチ宣伝には文脈読めないアンチ的なのが湧くし、なかなか興味深いです。。
鳥山先生の作品に便乗して、自分を宣伝してるんだからアンチも湧くでしょうに。しかも漫画もトレースて、自分の力で頑張りましょうよ
— 第五人格戦隊 (@Identity_okok) March 9, 2024
鳥山明さんとたろうさんの関係について
鳥山さんは高校の大先輩だった。
— たろう|illustrator (@tamasha316) March 8, 2024
というか後輩になりたくて同じ高校に入った。
そこで鳥山さんの恩師を含む教員陣に絵を学び、懲りずに絵に執着した結果いまなんとか絵を描いて過ごせてる🎨
後の人生と出会いを決定づけた人でした( ; ; )
前述の通り、たろうさんは鳥山明さんの出身校である愛知県立起工業高校の後輩にあたります。
鳥山さんは1974年に同校デザイン科を卒業していますので、たろうさんとは10年以上の年齢差があると推測されます。
たろうさんは「鳥山さんの後輩になりたくて同じ高校に入った」と語っていることから、鳥山さんに対する強い憧れを抱いていたことがうかがえます。
高校時代、たろうさんは鳥山さんの恩師を含む教員から絵の指導を受けたそうで、これが漫画家を目指すきっかけになったのかもしれません。
ただし、2人が直接の面識があったという情報は見当たりません。
むしろ、たろうさんが「鳥山さんも気にしなさそう」と故人の心情を憶測で語っていることから、実際の交流はなかった可能性が高いです。
あくまでも、同じ高校の先輩後輩という間接的な関係だったのでしょう。
それでもたろうさんにとって、鳥山さんは人生の方向性を決めるほど大きな存在だったことは間違いありません。
だからこそ今回、ファンアートを描いて追悼の意を表したのだと思われます。
しかし、そのタイミングでの宣伝行為には強い批判が集まってしまいました。
たろうさんの行動は善意からのものだったかもしれませんが、世間からは「安易な売名」と受け取られてしまったのです。
改めて、鳥山さんとの関係性を客観的に見つめ直す必要がありそうです。
以上が、鳥山明さんの訃報に関する一連の出来事のまとめになります。
偉大な漫画家の死を悼む中で、安易な宣伝行為が大きな批判を浴びる結果となりました。
たろうさんには鳥山さんへの憧れがあったのかもしれませんが、今回の件でその関係性も疑問視されています。
亡くなった人への想いは、行動だけでなく「節度」を持って表現すべきだったでしょう。
鳥山さんの功績は色褪せることなく、後世に語り継がれていくはずです。
ファンとしては、作品を通してその偉業をたたえ続けることが何より大切なのではないでしょうか。
まとめ:鳥山明逝去はコロナワクチンの副反応というデマがX(旧Twitter)で拡散
- 鳥山明が68歳で急性硬膜下血腫のため逝去し、3月8日に公式サイトで発表された
- 鳥山明は「Dr.スランプ」や「ドラゴンボール」などの代表作で知られる世界的に有名な漫画家
- イラストレーターのたろう(@tamasha316)は鳥山明の出身校の後輩で、強い憧れを抱いていた
- たろうは鳥山明逝去を受けて追悼の意を込めた「ドラゴンボール」のファンアートを描いた
- しかしたろうはファンアートのリプライ欄で突如自身の商品宣伝を始めた
- たろうは「鳥山さんも気にしなさそう」などと故人の心情を憶測で語り、批判を浴びた
- たろうの宣伝行為は「人の死で金稼ぎするな」「承認欲求の塊」などと批判が殺到し炎上した
- たろうは後に「揉めるつもりはない」と釈明したが、批判の声は収まっていない
- たろうと鳥山明に直接の交流はなく、同じ高校の先輩後輩という間接的な関係だった可能性が高い
- 亡くなった人への想いは節度を持って表現すべきで、たろうの行為は安易な売名だったと言わざるを得ない
- 鳥山明の功績は色あせることなく、ファンは作品を通してその偉業をたたえ続けることが大切だ
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