東京・狛江市で発生した強盗致死事件で逮捕された永田陸人被告の異様な言動が明らかになりました。
事件の背景には、競艇ギャンブルに溺れ、借金返済のために闇バイトに手を染めていった転落人生がありました。
近隣住民に対して「ボコボコにしてやった」と自慢げに話す一方で、法廷では涙を流しながら「死刑でないと償えない」と極刑を望むなど、その言動には一貫性がありません。
本記事では、90歳女性への残虐な暴行事件から裁判での発言まで、永田被告の一連の言動を詳しく見ていきます。
- 近隣住民に「ボコボコにしてやった」と自慢げに話す一方で、裁判では涙の謝罪をする永田被告の矛盾した言動
- 90歳女性への残虐な暴行で強盗致死罪に問われた事件の詳細と、人違いだったことが判明した衝撃の真相
- 6件の強盗事件に関与し、実行役のリーダー格として活動していた永田被告の犯罪歴
- 競艇ギャンブルで借金を重ね、闇バイトに手を染めていった転落人生の実態
永田陸人被告の異常な言動!アパート住民に犯行を自慢
東京・狛江市で発生した強盗致死事件の被告、永田陸人容疑者(23)は、近隣のアパート住民に対して驚くべき言動を見せていたことが明らかになりました。
永田容疑者は犯行後、同じアパートに住む男性に「ボコボコにしてやった」などと自慢げに話していたのです。
ボコボコにしたことを近所の住民に語る
永田容疑者は中野区の強盗傷害事件について、知人の男性に次のように話していました。
- 犯行の自慢: 「俺がやった。ボコボコにしてやった」と得意げに語った
- 捜査への不安: 「(現場に)指紋が残っていて捕まるかもしれない。時間の問題じゃないか」とも漏らした
永田容疑者は自分の犯行を隠そうとするどころか、むしろ誇示するかのような発言をしていたのです。
一方で、指紋が残っていることへの懸念も口にしており、捜査の行方を気にしていた様子がうかがえます。
警察への警戒心を見せながらも住民に相談
永田容疑者は逮捕直前の10月17日頃、同じ知人男性に対して以下のような依頼をしていました。
- 不審車両の監視依頼: 「駐車場に変な車が止まっていたら教えてほしい。2~3人乗っていたらほぼ刑事だから」と頼んだ
- 逃走は困難と認識: 知人から「逃げられないだろう」と言われると、「まあそうだけど」と答えた
犯行後も警察の捜査から逃れようと必死だった永田容疑者ですが、その一方で現実的には逮捕は避けられないとも感じていたようです。
罪を犯したことへの後ろめたさはあまり感じられず、むしろ開き直っているような印象さえ受けます。
自身の名義でレンタカーを借りるミス
永田容疑者は犯行時の移動に使用した車両について、なんと自分の名義でレンタカーを借りていたことが判明しています。
- レンタカー使用: 永田容疑者が借りたレンタカーが、狛江市の事件現場周辺で目撃されていた
- 自身の名義で借りる: 犯行に使う車を、堂々と自分の名前で借りていた
犯行に使用する車両を、まさか本名で借りるとは誰も想像しないでしょう。
犯罪者としては初歩的なミスを犯してしまった形です。
これほど杜撰な犯行であれば、いずれ捕まるのは時間の問題だったのかもしれません。
永田容疑者の知能の低さや犯罪に対する認識の甘さが浮き彫りになった出来事と言えるでしょう。
90歳女性への残虐な暴行で強盗致死罪に
永田容疑者は2023年1月19日、東京都狛江市のアパートに侵入し、90歳の女性に対して凄惨な暴行を加えて殺害、金品を奪ったとして強盗致死罪に問われています。
被害に遭った女性は無残な姿で発見され、永田容疑者の非道な犯行に驚きと怒りの声が上がっています。
バールでの殴打により開放骨折の重傷
永田容疑者は女性に対し、バールのようなもので容赦なく殴りつけたといいます。
女性は左腕に開放骨折という重傷を負っていました。
- バールでの暴行: 頭部や体中をバールで何度も殴打
- 開放骨折: 左腕の骨が露出するほどの重傷を負わせる
開放骨折とは骨が皮膚を突き破って外に出てしまう状態を指します。
90歳という高齢の女性にこのような傷を負わせるとは、あまりにも残忍な行為だと言わざるを得ません。
永田容疑者は被害者の命を何とも思っていなかったのでしょう。
腕時計を奪い換金先を探す
永田容疑者は女性から腕時計など金品を強奪。
事件後、高級ブランド腕時計とみられる時計を知人に見せ、こう話していたそうです。
- 腕時計3本を所持: 事件後、高級ブランドの腕時計を複数所持していた
- 換金先を探る: 「換金できる所を知らないか」と知人男性に相談
永田容疑者は奪った腕時計を金に換えようと必死だったようですが、知人からはまともな回答は得られなかったのでしょう。
罪の意識はあまりなく、ただ金欲しさに犯行に及んだのかもしれません。
強盗の目的が単なる金銭目当てだったとすれば、あまりにも身勝手で冷酷な犯行だったと言えます。
指示役に送った写真で人違いが判明
永田容疑者は、別の実行犯3人とともに女性を殴るなどの暴行を加えましたが、被害者が金の隠し場所を教えなかったため、指示役の「キム」に女性の写真を送信。
するとキムは写真を見て、こう答えたといいます。
- 被害者は70歳超え: 永田容疑者から被害者が70歳以上だと報告
- 人違いと判明: キムが写真を見て「あちゃー。人違いですね」と笑いながら言った
永田容疑者らは、どうやら十分な下調べもせずに間違った人物を襲ってしまったようです。
にもかかわらず、無関係の女性に対してあれほどの残虐行為を働いたのは許されることではありません。
指示役のキムにしても、事態を軽んじた態度に憤りを感じずにはいられません。
裁判での永田被告の態度と発言
東京地裁立川支部での裁判で、永田被告は自身の罪を認め、被害者や遺族に謝罪の言葉を述べました。
しかしその一方で、「死刑でないと償えない」などと極刑を望む発言もしており、反省の度合いが疑問視されています。
「死刑でないと償えない」と涙の謝罪
永田被告は法廷で涙を流しながら、次のように話したといいます。
- 極刑を望む: 「被害者は未来を奪われたのだから死刑じゃないと償えない」と発言
- 謝罪の言葉: 被害者や遺族に対し「本当にごめんなさい」と涙ながらに謝罪
死刑を望むという永田被告の姿勢には疑問も残ります。
本当に反省しているのであれば、むしろ長期の懲役刑に服して償いの日々を過ごすべきではないでしょうか。
急に態度を変えて死刑を望むのは、何か裏があるようにも感じられます。
狛江市含む6件の強盗事件に関与を認める
永田被告はこの狛江市の事件以外にも、複数の強盗事件への関与が発覚しています。
- 6件の強盗に関与: 狛江市の強盗致死の他、5件の強盗事件に関与していたことを認める
- 実行役のリーダー格: 事件では実行犯をまとめるリーダー的立場だったとみられる
一連の強盗事件で中心的な役割を果たしていた永田被告。
単発の犯行ではなく、計画的かつ組織的な犯罪を繰り返していたのです。
ギャンブルなどで借金を作り、その穴埋めのために安易に犯罪に手を染めた末路と言えるでしょう。
シリアスな罪を重ねた永田被告に対し、裁判所がどのような判決を下すのか注目されます。
競艇ギャンブルから闇バイトへの転落
永田被告はもともと真面目に働いていたものの、競艇にのめり込むようになり、借金を抱えて追い詰められていったようです。
ギャンブルが原因で闇バイトに手を染め、凶悪犯罪者への道を歩んでしまったのでしょう。
20万円をコンビニで引き出した事実
永田被告は事件前、金沢市内のアパートで同じ住民に生活していた男性に、以下のエピソードを話していたそうです。
- 多額の現金引き出し: ギャンブルで負けたからと、コンビニのATMで20万円を引き出した
- 周囲への高額自慢: 大金を下ろしたことを、得意げに知人男性に話していた
永田被告は競艇にのめり込み、頻繁に多額の金をつぎ込んでいたようです。
20万円もの大金を躊躇なく引き出せるほど、ギャンブルに熱中していた様子がうかがえます。
周りに自慢げに話していたことから、金銭感覚もマヒしていたのかもしれません。
ギャンブルで借金を重ねて犯行に及ぶ
永田被告は競艇などのギャンブルで多額の借金を作り、返済に窮していたとみられています。
- ギャンブル依存: 競艇にどっぷりとハマり、借金を重ねていた
- 闇バイトで借金返済: 闇バイトに手を染め、違法な方法でお金を稼ごうとした
- 借金が犯行の原因に: ギャンブルの借金返済に追われ、強盗事件を起こすに至った
ギャンブル依存が招いた悲劇と言えるでしょう。
真面目に働いて借金を返済する道もあったはずですが、永田被告は安易に闇バイトに手を出してしまいました。
本当に必要だったのは、ギャンブル依存症から抜け出すことだったのかもしれません。
一度犯罪の道に入ってしまうと、なかなか抜け出せないという怖さを永田被告の転落人生は物語っています。
まとめ:1歳児死亡事件の容疑者と事件の全容について
- 2024年10月23日に大阪府内の集合住宅で発生した傷害致死事件
- 被害者は1歳6ヶ月の西村結翔ちゃん、加害者は母親の交際相手
- 長谷川廉斗容疑者は26歳で無職、大阪市旭区在住
- 結翔ちゃんは小腸断裂や肝損傷など重傷を負い死亡
- 司法解剖の結果、死因は腹部内出血と判明
- 容疑者は当初ラーメンの器をひっくり返したことに激高したと供述
- 逮捕後は一転して「押しのけただけ」と容疑を否認
- 暴行は10月6日午後4〜5時頃の母親不在時に発生
- Facebookやインスタグラムでは容疑者本人と特定できるアカウントは未発見
- Xで見つかったアカウントは旭東中学校と金光藤蔭高校ラグビー部の経歴
- 警察は母親の監護責任についても捜査を進める方針
- 児童虐待防止とシングルマザー家庭への支援強化が課題に
コメント