【画像】セブンイレブンの弁当底上げがヤバい!容量詐欺する熱意

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セブン&アイHDの永松文彦専務が、セブンイレブンの「上げ底弁当」疑惑について「そんなアコギなことはできない」と全面否定する発言をしました。

専務は弁当容器の底の高さについて「電子レンジ加熱のために必要な傾斜である」と説明し、これはルールの範囲内だと主張しています。

しかし、この発言に対してSNS上では実際の商品写真が次々と投稿され、消費者からの反発が広がっています。

スーパーの方が量が多くて安い」という批判の声が相次ぐ中、2024年5月に予定している社名変更を前に、セブンイレブンは大きな岐路に立たされています。

この記事のポイントは以下の4つです
  • セブン&アイHD永松専務が「上げ底弁当」疑惑を全面否定し、電子レンジ加熱のための傾斜だと説明
  • 消費者からはSNSで証拠写真が続々と投稿され、「スーパーの方が量が多くて安い」との批判が集中
  • 2024年8月中間決算で同業他社が増益の中、セブンだけが34.9%の大幅減益を記録
  • 2024年5月の「セブン-イレブン・コーポレーション」への社名変更を控え、信頼回復が急務に
目次

セブン専務が上げ底弁当を全面否定「アコギなことはできない」

セブン&アイ・ホールディングス(セブン&アイHD)の専務でセブン-イレブン・ジャパン社長の永松文彦氏は、2024年10月25日にセブンイレブンの「上げ底弁当」疑惑について「そんなアコギなことはできない」と全面的に否定する発言をしました。

永松専務は、セブンイレブンの弁当容器の底の高さは電子レンジ加熱のために多少の傾斜が必要だと説明し、「アレはルールで、何パーセントって決まってるんですよ」と、上げ底はルールの範囲内であると主張しています。

一方で、ネット上ではセブンイレブンの弁当容器の上げ底疑惑を指摘する投稿が相次いでいます。

永松専務は「ネットに投稿する方は、本当に事実をもって投稿してほしい」と発言し、ネットの投稿に不満を示しましたが、この発言はさらなる反発を招く結果となりました。

中間決算で大幅減益を記録、同業他社との差が浮き彫りに

セブン&アイHDの2024年8月中間連結決算は、コンビニ大手3社の中で唯一の大幅減益となりました。

ローソン、ファミリーマートが前年同期比で増益となったのに対し、セブンは34.9%減の大幅減益を記録しました。

この業績不振の要因としては、インフレによる海外事業の低迷が大きな影響を与えていると分析されていますが、国内事業も盤石とは言えない状況です。

  • 海外事業の低迷: インフレの影響で海外事業が低迷し、業績に大きな影響を与えた。
  • 国内事業の課題: 「上げ底弁当」疑惑など、国内事業にも課題が浮上している。
  • 同業他社との差: ローソン、ファミリーマートが増益となった中、セブンだけが大幅減益となり、同業他社との差が浮き彫りになった。

SNSを中心に、セブンイレブンの弁当が「上げ底」になっているという指摘が相次いでいることも、業績不振に拍車をかけている可能性があります。

セブンイレブンは「内憂外患」とも言える厳しい状況に直面しているのです。

弁当容器の上げ底手法と疑惑の検証

セブンイレブンの弁当容器には、「上げ底」と呼ばれる手法が用いられているのではないかという疑惑が、ネット上で話題となっています。

実際に店頭で販売されている弁当の容器を見てみると、さまざまな形状の容器が使用されていることが分かります。

「滑り台型」から「二重底型」まで5つの容器形状

セブンイレブンの弁当容器には、以下のような形状のものが確認されています。

  • 滑り台型: ご飯を乗せる部分が滑り台のような形状をしており、ご飯の容量が少なく見える。
  • 富士山型: 容器の中央が富士山のように盛り上がっており、ご飯が盛ってあるように錯覚させる。
  • 二重底型: 容器の底に別の容器が入っており、下半分が空洞になっている。
  • 底絞り型: 容器の中央部分にしかご飯が入っておらず、周りは空洞になっている。
  • ソース上げ底型: 容器の大半がソースで埋め尽くされており、具材の量が少ない。

これらの容器形状は、いずれも内容量を多く見せるための工夫が施されているように見えます。

消費者からは「騙された感がある」といった不満の声も上がっています。

サンドイッチ・おにぎりにも指摘される”見せかけ”商法

弁当だけでなく、サンドイッチおにぎりにも「見せかけ」の商法が用いられているのではないかと指摘されています。

  • ハリボテサンド: サンドイッチの具材が見える部分のみに配置され、中身がほとんど入っていない。
  • 海苔印刷型おにぎり: 包装を黒く印刷することで、海苔が巻かれているように見せかけている。

サンドイッチは切り口から見ると具材がたっぷり入っているように見えますが、実際に食べてみると中身がスカスカだったという声も。

おにぎりも、海苔が印刷されているだけで実際には海苔が巻かれていないことがあるようです。

このような”見せかけ”の商法に対し、消費者からは「騙されている」「がっかりした」といった批判が相次いでいます。

セブンイレブンには、消費者の信頼を取り戻すための改善が求められています。

専務の釈明「電子レンジ加熱に傾斜は必要」

永松専務は、セブンイレブンの弁当容器の上げ底疑惑について「電子レンジで温めたりするアレがあるから、多少は(傾斜が)ないとダメなんですよ」と釈明しました。

容器形状はルール内と主張、ネットの投稿に不満も

永松専務は、セブンイレブンの弁当容器の形状について「あれはルールで、何パーセントって決まってるんですよ」と述べ、上げ底はルールの範囲内だと主張しています。

その上で、ネット上の投稿に対しては「ネットに投稿する方は、本当に事実をもって投稿してほしい」と不満を示しました。

  • 上げ底の理由: 電子レンジ加熱のために弁当容器に多少の傾斜が必要だと説明。
  • ルールの範囲内: 容器の形状はルールで決められた範囲内だと主張。
  • ネットの投稿に不満: 事実と異なる内容がネットに投稿されていることに不満を示す。

しかし、永松専務のこの発言は、むしろ消費者の反発を招く結果となりました。

「言い訳にしか聞こえない」「問題の本質を理解していない」といった批判のコメントが相次いでいます。

セブンイレブンには、消費者の声に真摯に向き合い、信頼回復に向けた具体的な行動を示すことが求められているのではないでしょうか。

消費者からの反発が続出

セブンイレブンの「上げ底弁当」疑惑に対し、永松専務が全面的に否定したことで、消費者からの反発が続出しています。

「スーパーの方が量が多くて安い」批判の声

ネット上では、「値段も含めて比べてみろと言われても、確実にスーパーの方が量が多くて安い」といった声が多く見られます。

  • 価格と内容量のバランス: セブンイレブンの弁当は、価格の割に内容量が少ないと感じる消費者が多い。
  • スーパーとの比較: 同じ値段ならスーパーの弁当の方が量が多く、お得だと感じている。
  • 価格据え置きへの不満: 内容量が減っているにも関わらず、価格は据え置きになっていることへの不満も。

セブンイレブンは値上げを抑えるために内容量を減らしているのかもしれませんが、それでは消費者の理解は得られません。

価格と内容量のバランスを見直し、消費者に納得してもらえる商品づくりが必要です。

「うれしい値!宣言」で信頼回復を図るも時すでに遅し?

セブンイレブンは2024年7月から「うれしい値!宣言」を開始し、270品目の商品で価格改定を実施しています。

値上げラッシュの中で価格を据え置いたり、値下げしたりすることで、消費者の支持を取り戻そうとしているのでしょう。

しかし、「上げ底弁当」疑惑に対する永松専務の発言で、セブンイレブンへの不信感が高まってしまった今、「うれしい値!宣言」だけでは信頼回復は難しいかもしれません。

  • 価格改定の効果: 「うれしい値!宣言」で一部商品の価格を見直したが、効果は限定的かもしれない。
  • 不信感の高まり: 「上げ底弁当」疑惑に対する専務の発言で、セブンイレブンへの不信感が高まってしまった。
  • 抜本的な改革の必要性: 信頼回復のためには、価格改定だけでなく商品の内容量や品質の見直しが必要では。

セブンイレブンには、消費者の声に真摯に耳を傾け、抜本的な改革に取り組むことが求められています。

「上げ底弁当」疑惑を機に、商品づくりの姿勢を見直し、消費者との信頼関係を築き直す必要があるでしょう。

セブン-イレブン・コーポレーションへの社名変更を控え岐路に立つ経営戦略

セブン&アイHDは2024年5月に、社名を「セブン-イレブン・コーポレーション」に変更する方針を発表しました。

コンビニ事業に経営資源を集中させ、経営のスピードアップを図る狙いがあるようです。

社名変更のメリット
  • コンビニ事業への集中: 経営資源をコンビニ事業に集中させることで、経営のスピードアップを図れる。
  • ブランドイメージの刷新: 「セブン-イレブン」の名を冠することで、ブランドイメージを刷新できる。
社名変更のデメリット
  • 他事業とのシナジー喪失: イトーヨーカドーやデニーズなど、他の事業とのシナジー効果が失われる可能性がある。
  • 不祥事の影響: 「上げ底弁当」疑惑などの不祥事が、セブン-イレブンのブランドイメージに直結してしまう。

しかし、「上げ底弁当」疑惑が発覚した今、果たして社名変更のタイミングとしては適切なのでしょうか。

セブンイレブンへの信頼が揺らぐ中での社名変更は、リスクが大きいようにも思えます。

セブン&アイHDは社名変更を機に、グループ全体でガバナンス改革に取り組み、消費者との信頼関係を築き直していく必要があるでしょう。

「上げ底弁当」疑惑を教訓に、透明性の高い経営を目指すことが求められています。

セブンイレブンは今、大きな岐路に立たされています。

これからの経営戦略が、セブンイレブンの未来を左右すると言っても過言ではないでしょう。

消費者の声に真摯に耳を傾け、「上げ底」のない誠実な経営を目指してほしいものです。

まとめ:セブンイレブン「上げ底弁当」問題と業績悪化について

  • 永松専務が「上げ底弁当」疑惑を全面否定し、必要な傾斜と説明
  • SNS上で消費者から実際の商品写真が続々と投稿される事態に
  • 弁当容器は「滑り台型」「富士山型」など5種類の形状を確認
  • サンドイッチやおにぎりにも「見せかけ」商法の指摘あり
  • 消費者から「スーパーの方が量が多くて安い」との批判が集中
  • 2024年8月中間決算で34.9%の大幅減益を記録
  • 同業他社のローソン、ファミリーマートは増益を達成
  • 海外事業の低迷がセブンの業績不振の主要因
  • 2024年7月から「うれしい値!宣言」で270品目の価格改定を実施
  • 2024年5月に社名を「セブン-イレブン・コーポレーション」へ変更予定
  • コンビニ事業への経営資源集中でスピードアップを図る方針
  • 消費者との信頼関係構築が今後の重要課題に
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