東京都葛飾区で発生した衝撃的な強盗傷害事件で、新宿区在住の23歳・本橋日尚太容疑者が逮捕されました。
事件は2024年11月2日未明に起こり、70代男性が暴行を受けて怪我を負う痛ましい結果となっています。
本橋容疑者は、SNSで見つけた「即日バイト」から犯行グループと接触し、わずか3日後には実行犯として事件に関与していました。
逮捕の決め手となったのは、交際相手の女性による勇気ある告発でした。
本記事では、本橋容疑者の素性や事件の詳細、SNSを介した犯行グループとの接触から逮捕までの経緯、そして関東圏で多発する類似事件の実態について詳しく解説していきます。
- 23歳の本橋日尚太容疑者の素性(無職、新宿区百人町在住)と、葛飾区で発生した強盗傷害事件の詳細
- SNSの「即日バイト」から犯罪に巻き込まれた経緯と、指示役とのやり取りの全容
- 交際相手の女性による勇気ある告発が、事件解決の決め手となった経緯
- 1都3県で多発する強盗事件の実態と、40人の逮捕者の年齢層・手口分析
葛飾区で発生!衝撃の強盗事件の真相
東京都葛飾区で2024年11月2日に発生した強盗傷害事件で、新宿区百人町に住む本橋日尚太容疑者(23歳)が11月5日未明に実行役として逮捕されました。
事件の概要は以下の通りです。
- 日時: 2024年11月2日午前0時頃
- 場所: 東京都葛飾区東水元の住宅
- 手口: 複数の男が侵入し、70代男性を粘着テープで縛り、顔を殴るなどの暴行を加えてケガをさせ、現金などを奪った
- 逮捕容疑: 本橋日尚太容疑者(23)を、強盗致傷と住居侵入の疑いで逮捕
警視庁によると、本橋容疑者は事件当日、すでに逮捕されている山内裕太容疑者(29)と共謀し、住宅に押し入って強盗に及んだとみられています。
犯行後に現場から逃走していましたが、11月4日に交際相手が「うちの彼氏が強盗に関与したかもしれない」と交番に訴え出たことで、逮捕に至ったとのことです。
本橋日尚太容疑者の素顔に迫る
今回の事件で実行役として逮捕された本橋日尚太容疑者の素顔について、分かっている情報をまとめます。
年齢や職業は?新宿区の自宅も判明
本橋日尚太容疑者のプロフィール | |
---|---|
年齢 | 23歳 |
職業 | 無職 |
住所 | 東京都新宿区百人町 |
本橋容疑者は23歳の若者で、職業は無職だったそうです。
自宅は東京都新宿区百人町にあることも判明しています。
事件当日の行動を時系列で追跡
事件に至るまでの本橋容疑者の行動は次のようになっています。
- 10月30日: SNSで「即日バイト」を検索し、「シグナル」というアプリに誘導される
- 11月1日夜: 指示役から葛飾区の現場近くの公園に集合するよう指示を受ける
- 11月2日午前0時頃: 山内容疑者と公園で合流し、指示役から住宅に侵入して物を盗むよう指示される
- 犯行後: 一時現場を離れるが、警察の捜査網に気づき逃走
- 11月4日: 交際相手が交番に相談し、本橋容疑者の関与が発覚
- 11月5日未明: 逮捕
事件の3日前からSNSを通じて指示役とやり取りし、犯行当日まで綿密に計画を立てていたようです。
犯行時は指示役とリアルタイムで連絡を取り合いながら、約10時間にわたって現場の住宅内を物色していたとみられています。
SNSで「即日バイト」から闇の世界へ
本橋容疑者が犯行に至った経緯として、SNSでの「闇バイト」への応募が挙げられています。
一体どのような流れだったのでしょうか?
Xでの求人から”シグナル”での指示まで
捜査関係者によると、事件の3日前にあたる10月30日、本橋容疑者はSNS「X」(旧Twitter)で「即日バイト」と検索。
表示されたアカウントにダイレクトメッセージを送ったところ、秘匿性の高い通信アプリ「シグナル」の利用を指示されたといいます。
「シグナル」上でのやり取りの中で、指示役は強盗を示唆する「タタキ」「空き巣」「運び」「受け子」などの役割分担を提示。
本橋容疑者に対し、11月1日夜に葛飾区の公園に集合するよう指示したということです。
指示役からの報酬と脅迫の実態
本橋容疑者が「シグナル」で指示役とやり取りした際、犯行への報酬として数万円が提示されていました。
一方で、本橋容疑者が犯行直前に指示を拒否しようとすると、指示役から「ここで引き下がるな」と脅されたとも供述しているそうです。
金銭的な誘惑と脅迫により、本橋容疑者は犯行へと向かっていったものとみられています。
本橋日尚太のSNSアカウントを特定するため調査
本橋日尚太容疑者のSNSアカウントについて、Facebook、X、Instagramで調査が行われています。
本橋日尚太のX(旧Twitter)について
Xで「本橋日尚太」の名前で検索したところ、複数の同姓同名アカウントが見つかりました。
しかし現時点では、容疑者本人のアカウントを特定するには至っていないということです。
本橋日尚太のFacebookについて
Facebookでも同様に「本橋日尚太」で検索がかけられましたが、こちらも複数のアカウントが該当し、容疑者本人のものは特定できていないとのことです。
本橋日尚太のInstagramについて
Instagramについても「本橋日尚太」の検索を実施。
やはり同姓同名のアカウントは存在しましたが、本人のアカウントかどうかは判明していません。
警察は引き続き、これらのSNSの利用履歴などを調べ、本橋容疑者の素性や犯行に至った経緯の解明を進めている模様です。
交際相手の勇気ある行動が事件を解決
本橋容疑者の逮捕は、交際相手の女性が勇気を振り絞って交番に相談したことがきっかけでした。
11月4日、この女性が「うちの彼氏が強盗事件に関与したかもしれない」と葛飾区内の交番を訪れ、事情を説明。
警察はこの情報をもとに捜査を進め、周辺の防犯カメラの映像などから本橋容疑者が浮上したといいます。
交際相手の行動がなければ、本橋容疑者の関与は闇に葬られていた可能性もあります。
女性の勇気ある一歩が、事件の早期解決につながったと言えるでしょう。
1都3県で多発する強盗事件の実態
葛飾区の事件は、関東地方で相次いで発生している強盗事件の一つとみられています。
8月以降の類似事件①現場の特徴
警察庁の発表によると、2024年8月以降、東京都と埼玉県、千葉県、神奈川県の1都3県で強盗事件が頻発。
11月5日時点の集計で、18件の発生が確認されているということです。
事件の発生場所は住宅が大半を占めていますが、一部で貴金属店や古物商なども対象となっているようです。
逮捕者40人の年齢層と手口を分析
一連の事件で、これまでに40人の容疑者が逮捕されています。
- 10代: 4人
- 20代: 27人
- 30代: 8人
- 40代: 1人
年齢層は10代から40代までと幅広いものの、20代が最も多くを占めているのが特徴です。
また、捜査関係者によれば、容疑者の多くが「借金があった」「生活が困窮していた」などと供述しているとのこと。
SNSを通じて金銭目的で犯行に加担するケースが目立っています。
容疑者の役割を見ると、実行役や見張り役が大半ですが、犯行メンバーのリクルート役、奪った金品の回収役、凶器の準備役なども含まれているようです。
ただし現時点では、これらの犯行を統括する「指示役」の逮捕には至っていません。
警視庁と埼玉、千葉、神奈川県警の合同捜査本部は、一連の事件の全容解明を進めると同時に、指示役の特定を急いでいるということです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
まとめ:SNSから強盗事件に発展した23歳男性の逮捕劇について
- 2024年11月2日午前0時頃に葛飾区東水元の住宅で強盗傷害事件が発生
- 本橋日尚太容疑者(23歳)は新宿区百人町在住の無職男性と判明
- 山内裕太容疑者(29歳)と共謀して70代男性宅に押し入り暴行
- 犯行の3日前にXで「即日バイト」を検索して指示役と接触
- 秘匿性の高い通信アプリ「シグナル」を介して具体的な指示を受領
- 犯行時は約10時間かけて被害者宅を物色する慎重な手口
- 報酬は数万円で、直前に断ろうとすると指示役から脅迫を受ける
- 交際相手の女性が交番に相談したことで事件が発覚
- 1都3県での類似事件は8月以降18件を確認
- 関連事件で逮捕された40人中27人が20代と判明
- 容疑者の多くが借金や生活困窮を理由に犯行に加担
- 現在も指示役の特定を急ぐ合同捜査本部が捜査を継続中
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