西岩部屋所属の序二段力士幹希の里が2024年10月23日、部屋の公式サイトで衝撃の事実を公表しました。
それは、約3ヶ月にわたって行われていた誹謗中傷の犯人が、実の母親と祖母であったという驚くべき内容でした。
この記事では、誹謗中傷の具体的な内容や、実母・祖母のSNSアカウント、そして幹希の里が家族との決別を決意するまでの経緯について詳しく解説していきます。
また、弁護士による調査結果や11月10日開幕の九州場所に向けた幹希の里の決意についてもお伝えしていきます。
- 実母(メロンパン)と祖母(今日も晴れ)による約3ヶ月間・400件の誹謗中傷が判明
- 西岩部屋へのパワハラ疑惑を含む批判は、弁護士の調査により事実無根と確認
- 弟の無断退門と父親のSNS批判を受け、幹希の里は区役所で家族との分籍を決意
- 11月10日開幕の九州場所に向け、周囲のサポートを受けながら稽古に励む決意
西岩部屋への誹謗中傷事件の経緯
2024年10月23日、西岩部屋所属の序二段十八枚目の力士、幹希の里が部屋の公式サイトで、約3ヶ月に渡り繰り返されてきた部屋への誹謗中傷の犯人が、実の母親と祖母であったことを公表しました。
幹希の里は、ファンに向けて謝罪と、今後の決意を述べています。
母親と祖母による誹謗中傷が判明
幹希の里によると、Xにおいて「今日も晴れ」と「メロンパン」という2つのアカウントから、西岩部屋に対する誹謗中傷が3ヶ月間続いていたとのことです。
8月末に弁護士と調査した結果、「今日も晴れ」が母方の祖母、「メロンパン」が実母のアカウントだったと判明しました。
約3ヶ月間・400件に及んだ中傷の実態
- 件数: 月に100件以上、総計約400件
- 期間: 約3ヶ月間
- 内容: 西岩部屋へのパワハラ疑惑などが含まれていた
幹希の里は7月の時点で母親を疑い、電話で確認しましたが、母親はこれを否定。
しかし、その後も誹謗中傷は続いたということです。
親族からの執拗な中傷に、幹希の里は深い絶望感を味わったことでしょう。
幹希の里の実母と祖母について判明している情報
幹希の里の実母と祖母に関して、現時点で明らかになっている情報は限定的です。
Xでの誹謗中傷に使用されていたアカウント名のみが公表されています。
「メロンパン」と「今日も晴れ」のアカウント
- 実母のアカウント名: 「メロンパン」
- 母方の祖母のアカウント名: 「今日も晴れ」
幹希の里の実母と祖母の素性について、これ以上の詳細は明らかになっていません。
アカウント名以外の情報、例えば実名や居住地などは公表されておらず、特定には至っていないようです。
西岩部屋に対する批判の内容
幹希の里の実母と祖母が投稿していた西岩部屋への批判の具体的な内容については、詳細は明かされていません。
ただし、一部にはパワハラ疑惑なども含まれていたとのことです。
親族からの一方的な批判に、西岩部屋側も当惑していたことでしょう。
後述する弁護士の調査により、これらの批判が事実無根であったことが確認されています。
家族との決別に至った経緯
幹希の里は、実母と祖母による執拗な誹謗中傷を受け、家族との縁を切る決意をしました。
弟の引退と、父親のSNS上での批判も、決別の決め手となったようです。
弟の退門と父親の批判投稿
- 弟の去就: 部屋を無断で去り、2024年9月場所で引退
- 父親の行動: SNSで親方の指導方法を批判、「家族を崩壊させた者は一生許さない」などと投稿
幹希の里の弟(四股名:里田中、17歳)は西岩部屋を無断で去り、2024年9月場所で力士を引退しました。
さらに父親までもがSNSで親方の指導を非難し始めたのです。
一家揃っての西岩部屋批判に、幹希の里は深く失望したことでしょう。
家族を大切にする幹希の里にとって、この事態は耐え難いものだったに違いありません。
区役所での分籍手続きを決意
幹希の里は、家族との縁を切るため、区役所で分籍の手続きを行いました。
法的にも家族との関係を絶つという、強い決意の表れと言えるでしょう。
親族からの一方的な非難に苦しんだ末の、苦渋の決断だったことが窺えます。
幹希の里の胸中は察するに余りあります。
幹希の里の今後と九州場所への意気込み
困難な状況にありながらも、幹希の里は前を向いて歩み始めています。
弁護士による調査で部屋の指導に問題がないことが確認されたことも、幹希の里の決意を後押ししているようです。
弁護士による部屋の指導内容の確認
- 調査結果: 西岩部屋の指導に問題はないと認められた
- 西岩部屋の対応: 誹謗中傷については刑事告訴も検討したが、謝罪と誓約書の提出があり取りやめ
親族からの批判に反して、弁護士による調査の結果、西岩部屋の指導に問題はないことが確認されました。
西岩部屋としては、当初は誹謗中傷の件で刑事告訴も検討していましたが、幹希の里の家族から謝罪と誓約書の提出があったため、これを取りやめたとのことです。
一連の経緯から、親族からの批判が事実無根であったことが窺えます。
西岩部屋の指導が適切であるとの認定は、幹希の里にとって大きな支えになったことでしょう。
誹謗中傷問題の解決と今後の決意
幹希の里は、周囲からの励ましもあり、前を向いて精進する決意を新たにしています。
11月10日からの九州場所に向けて、稽古に励んでいるとのことです。
- 周囲のサポート: 後援会や西岩部屋の力士からの励ましに感謝
- 稽古への意欲: 厳しい稽古をやり遂げる喜びを感じながら精進中
- 九州場所への決意: 11月10日開幕の九州場所に向けて集中
幹希の里は、厳しい状況の中にありながらも、相撲に懸ける熱い思いを絶やしてはいません。
むしろ、困難を乗り越えようとするその姿勢は、これまで以上に力強さを増しているようです。
むしろ、困難を乗り越えようとするその姿勢は、これまで以上に力強さを増しているようです。
九州場所での活躍が大いに期待されます。
一方で、今回の件が幹希の里に与えた精神的ダメージは計り知れません。
周囲のサポートを受けながら、しっかりと心身をケアしていくことも大切だと思われます。
今は目の前の九州場所に集中しつつ、長い目で自身の心と向き合っていく必要があるでしょう。
幹希の里の今後の奮闘と、さらなる成長を心より願ってやみません。
厳しい試練を乗り越え、立派な関取となって、土俵の上で輝く姿を見せてくれることを期待しています。
頑張れ、幹希の里!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
まとめ:幹希の里の家族による誹謗中傷事件の全貌について
- 母親「メロンパン」と祖母「今日も晴れ」のアカウントから誹謗中傷が発覚
- 約3ヶ月間で合計400件の誹謗中傷投稿が確認
- SNS上での西岩部屋へのパワハラ疑惑が主な中傷内容
- 7月時点で母親に確認するも否定され、その後も中傷は継続
- 弟の里田中(17歳)が部屋を無断で去り引退
- 父親もSNSで親方の指導方法を批判
- 弁護士による調査で西岩部屋の指導に問題なしと判明
- 西岩部屋は刑事告訴を検討するも、謝罪と誓約書提出で取り下げ
- 幹希の里は区役所で家族との分籍手続きを実施
- 後援会や部屋の力士からの励ましを受け稽古に専念
- 厳しい稽古を通じて精進する姿勢を見せる
- 11月10日開幕の九州場所に向けて意欲的に取り組む
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