2023年8月16日、愛知県春日井市の王子製紙春日井工場でボイラーの配管が破損する事故が発生しました。
事故発生時、工場内からは「ごう音」が聞こえ、20件以上の通報が寄せられました。
事故の影響で大量の蒸気が噴出し、消防隊の対応が難しくなる状況が続いたと伝えられています。
この事故原因や理由について、X(旧Twitter)で工場の社員の奥さんが内部告発が発生しました。
ボイラー配管が破損した事故原因を調査します。
王子製紙春日井工場のボイラー配管事故
愛知県春日井市の王子製紙春日井工場で、16日夕方にボイラーの配管が破損する事故が発生しました。
この事故により、工場内から「ごう音」が聞こえるとの通報が20件以上寄せられました。
しかし、幸いにもけが人は確認されていません。
事故が発生したのは、16日午後4時半すぎでした。工場内の発電用のボイラーの配管が破損したとされています。
この事故による火や煙の発生は確認されておらず、周辺の住民が避難する必要はありませんでした。
しかし、事故の影響で蒸気が大量に噴出しました。
この蒸気の噴出により、消防隊が事故現場に近づくことが難しくなる状況が続きました。蒸気の噴出が収まるとの見込みは、17日朝とされています。
現在、警察と消防は事故の原因を調査中です。
事故現場の王子製紙春日井工場
事故原因は?ボイラー配管が破裂した理由
ボイラー配管が破裂した理由について、具体的な原因はまだ明らかにされていませんが、いくつかの可能性が考えられます。
まず、ボイラーの配管自体の経年劣化が考えられます。
長年の使用により、金属疲労や腐食が進行し、配管の強度が低下していた可能性があります。
特に、工場のような大規模な設備では、定期的なメンテナンスや点検が欠かせないものです。
しかし、点検の際に微細な亀裂や損傷を見逃してしまうこともあるかもしれません。
次に、ボイラーの運用中の異常な圧力変動が原因となった可能性も考えられます。
ボイラーは高温・高圧の状態で運用されるため、突然の圧力変動が生じると、配管に亀裂が入るリスクが高まります。
このような圧力変動は、ボイラーの制御系統の不具合や、外部からの異常な負荷がかかった場合に発生することが考えられます。
また、ボイラーの設計や製造時の欠陥も原因の一つとして考えられます。
製造過程でのミスや、設計上の問題が長期間にわたって潜在的なリスクとして存在していた可能性も否定できません。
王子製紙春日井工場の事故に関して、警察と消防が原因を調査しています。
今後の調査結果によって、真の原因が明らかになることを期待しています。
X(旧Twitter)で王子製紙春日井工場に夫・旦那が勤めている嫁・妻・奥さんが内部告発
王子製紙春日井工場に主人が勤めています。
— おさかな (@akky_akir) August 16, 2023
設備や施設の修繕にお金をたくさん使うと、そのときの工場長が本社に叱られるそうです。
そして工場長は3年ほどの短いスパンで異動していくのだそうです。
なので自分の在任中に修理せず、騙し騙し運用しているのだそうです。
なので修繕せずにいるから、こういう大きな事故が起こるのは必然でした。
— おさかな (@akky_akir) August 16, 2023
出勤している主人とは連絡が取れていません。
人的被害が出ていないことを願います。
主人から電話が来ました
— おさかな (@akky_akir) August 16, 2023
夫からは以前から上記の話を聞いていて、結婚当初は『いつか事故が起こるかもしれない』と不安でしたが最近では『いつか事故が起こるだろうな』に変わってしまっています。
— おさかな (@akky_akir) August 16, 2023
それでも使われる人間の立場は弱い。
— おさかな (@akky_akir) August 16, 2023
どうか社員が安心して勤められるよう、王子製紙は事故が起こる前の大規模修繕をお願いします。
ヒヤリハットの提出を要求しておいて、あまりにも危険な内容を書くと改竄するその企業体制をなんとかしてください。
おさかなさん(@akky_akir)のツイートによれば、王子製紙春日井工場に彼女の主人が勤務しているとのことです。
工場内での設備や施設の修繕に多額の費用がかかると、その時点での工場長が本社から叱責を受ける傾向があると言います。
さらに、工場長は約3年という短期間で異動するため、自らの在任期間中には修理を避け、現状の設備を最大限に活用して運営しているとのことです。
おさかなさん(@akky_akir)は、王子製紙の工場での事故について触れています。
彼女の夫は、事故が起こる可能性について以前から話していたと述べており、結婚当初は「いつか事故が起こるかもしれない」という不安があったものの、最近では「いつか事故が起こるだろうな」という感じに変わってきたとのことです。
さらに、彼女は王子製紙に対して、事故が起こる前に大規模な修繕を行うよう要請しています。
また、ヒヤリハットの提出を要求しながら、危険な内容を書くとそれを改竄する企業体制についても改善を求めています。
2023年8月14日には佐々木英男さんが転落事故
14日の午後、愛知県春日井市の王子製紙春日井工場で、転落事故が発生しました。
事故に巻き込まれたのは、王子製紙の社員である佐々木英男さん(54)。
彼は、高さ約4mの通路から床へと転落し、頭部を強く打ってしまいました。
その結果、佐々木さんは意識不明の重体となっています。
事故の詳細を見ると、佐々木さんは紙を乾燥させる機械の部品交換のため、通路の手すりを外す作業中でした。
この作業中の何らかの原因で転落が発生したと考えられます。
現在、警察は事故の詳しい状況や原因を調査中です。
安全対策の徹底や事故の再発防止が求められる中、佐々木さんの一日も早い回復を願うばかりです。
世間の反応
王子製紙の春日井工場には、以前火災の報道もあったと記憶しています。工場での仕事の難しさは理解できますが、このように頻繁に大きな事故が起こるのは、安全管理に問題があるのではないでしょうか。
8月14日に転落事故があり、今回は爆発音が聞こえました。過去にも死亡事故があったことを考えると、労働災害や事故への対策が十分でないように感じます。都市対抗野球には熱心なようですが、安全管理を最優先に考えるべきです。
調査したところ、春日井市は名古屋市の隣に位置しており、人口も30万人以上いるようです。春日井駅の周りには多くのマンションがあり、名古屋駅までJR中央線で約20分です。こんなに近い場所に大きな工場があることに驚きました。
王子製紙は、地域住民にとって問題が多いと聞いています。紙は通常白いのに、この会社の評判は良くないようです。新人の教育に問題があるのでしょうか。以前は煙突からの悪臭が問題でしたが、最近はどうでしょうか。環境保護に対する意識が低いのかもしれません。
大きな音がしていました。ジェット機のような音だったので、驚きました。王子製紙は、かつて軍事工場の跡地に建てられました。戦争が終わる直前に、模擬爆弾が落とされたという歴史があるそうです。
設備が古くなっているようです。安全に対する取り組みが十分でないのかもしれません。社員の扱いにも問題があるのでしょうか。
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