【シャトレーゼ】カメムシ混入を放置した責任者は誰?工場一覧どこ?

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食品メーカー「シャトレーゼ」の人気商品から、衝撃のカメムシ混入事件が発覚しました。

2023年10月、東京都在住の40代女性が「揚げ餅焼きとうもろこし小袋」を食べている際に異物を発見し、翌日シャトレーゼのお客様相談室へ連絡しました。

しかし、会社側は「2週間以内に報告する」と約束したにも関わらず、期限を過ぎても連絡がなく、さらには「工場と連絡が取れない」と不可解な対応を続けています。

この記事では、シャトレーゼの危機管理体制の実態や、全国に展開する製造拠点の現状、さらには過去の類似トラブルまで、徹底的に検証していきます。

この記事のポイントは以下の4つです
  • シャトレーゼの揚げ餅からカメムシが発見され、企業の不適切な対応が明らかに
  • お客様相談室は2週間以内の報告を約束するも連絡なし、工場との連絡も取れず
  • 山梨県を中心に全国に展開する製造拠点の実態と品質管理体制を徹底検証
  • 過去のカビ発生など類似トラブルの実態と、今後の再発防止策における課題
目次

シャトレーゼの揚げ餅から衝撃のカメムシ混入!被害者女性の証言

全国に約600店舗を展開する洋菓子メーカー「シャトレーゼ」の人気商品「揚げ餅焼きとうもろこし小袋」から、カメムシ1匹の混入が発覚しました。

被害に遭ったのは東京都在住の40代女性。

女性は2023年9月23日に商品を2つ購入し、10月3日に最後の1袋を食べていた際、口の中に異物感を覚えたそうです。

商品購入から異物混入発覚までの経緯

  • 購入日時: 2023年9月23日に2袋購入
  • 購入店舗: 非公開
  • 異物発見日時: 2023年10月3日、最後の1袋を食べていた際に発覚

女性によると、2袋購入してから約10日後の10月3日に、最後の1袋を食べていたところ異物感に気付いたとのことです。

異物の正体が何か気になるところですが、詳細は次の項目で説明します。

驚愕の事実!口から出てきた虫の足

  • 異物の正体: 虫の足のようなもの
  • 袋内の状況: カメムシが丸々1匹入っていた

女性が口から取り出した異物は、折れ曲がった黒い脚のようなものだったそうです。

驚いて袋の中身を確認してみると、なんとカメムシが丸ごと1匹混入していたのです。

食品の製造過程でどのようにカメムシが紛れ込んだのか、シャトレーゼ側の説明が求められます。

企業対応に不信感?シャトレーゼの問題点を徹底検証

異物混入を発見した女性は、翌10月4日にシャトレーゼのお客様相談室に連絡を取りました。

虫が混入した原因の報告を求めたところ、「2週間以内に原因と状況を報告する」との回答があったそうです。

しかし、その後のシャトレーゼの対応には問題があったと指摘されています。

2週間以内の報告約束も音沙汰なし

  • 報告期限: お客様相談室から「2週間以内に報告」と回答
  • 実際の対応: 2週間経過しても何の連絡もなし

シャトレーゼ側は女性に「2週間以内に原因と状況を報告する」と約束したにも関わらず、期限が過ぎても一切の連絡がありませんでした。

顧客との約束を守れないのは企業としての信頼を損なう行為だと言わざるを得ません。

事態の収拾を図るためにも、迅速な対応が求められたはずです。

工場と連絡が取れない?責任者不在の謎

  • 再連絡日: 11月1日、女性の夫が再度電話で問い合わせ
  • シャトレーゼの回答: 「工場と電話がつながらないから責任者と話せない」

シャトレーゼからの連絡がないまま3週間以上が経過した11月1日、女性の夫が再度お客様相談室に電話をしました。

責任者との面談を求めたところ、「工場と電話がつながらないから責任者と話す機会を設けられない」と言われたそうです。

異物混入の重大性を考えれば、責任者不在の言い訳は通用しません。

誠意ある対応が望まれます。

パッキング工程での混入を認めた公式見解

報道機関の取材に対し、シャトレーゼ側は「パッキング工程にて今回の生体が混入したと推測される」と回答。

以下の対策を実施したと説明しています。

  • 製造ライン: 該当ラインを停止
  • 防虫対策: 改めて防虫対策の徹底を図る
  • 点検・殺菌: 洗浄、殺菌、全点検を実施

混入経路をパッキング工程と特定したことで、ようやく事態の全容が明らかになりつつあります。

ただし、なぜパッキング時に虫の侵入を防げなかったのかなど、課題は山積みです。

シャトレーゼには徹底した原因究明と再発防止策の策定が求められます。

今後は誠意ある対応を心掛けてほしいものです。

シャトレーゼの製造拠点はどこ?全国の工場を調査

問題の商品がどの工場で製造されたのか、気になるところです。

シャトレーゼの国内製造拠点は以下の通り。

山梨県に3つ、他に北海道、福岡、兵庫、岩手、茨城、静岡、岡山、山形に展開しています。

山梨県の主要3工場の特徴と生産体制

  • 本社・中道工場: 山梨県甲府市。ISO9001、ISO22000認証取得
  • 白州工場: 山梨県北杜市。ISO9001、ISO22000認証取得
  • 豊富工場: 山梨県中央市。ISO9001、ISO22000認証取得

シャトレーゼの発祥の地である山梨県には、本社機能を備えた中道工場をはじめ、白州工場、豊富工場の主要3工場が立地しています。

パッケージデザインのスマートシリーズの製造などを担当する白州工場、量産ラインに特化した豊富工場など、それぞれ特色ある生産体制を敷いています。

以下は、シャトレーゼの工場一覧です。

  1. 本社・中道工場
  • 住所: 〒400-1593 山梨県甲府市下曽根町3440-1
  • ISO認証: ISO9001取得、ISO22000取得
  1. 白州工場
  • 住所: 〒408-0315 山梨県北杜市白州町白須大原8383-1
  • ISO認証: ISO9001取得、ISO22000取得
  1. 豊富工場
  • 住所: 〒400-1515 山梨県中央市高部1111-1
  • ISO認証: ISO9001取得、ISO22000取得
  1. 栗山工場
  • 住所: 〒069-1505 北海道夕張郡栗山町桜山778番地
  • ISO認証: ISO9001取得、ISO22000取得
  1. 博多工場
  • 住所: 〒812-0893 福岡県福岡市博多区那珂5丁目8-32
  • ISO認証: ISO9001取得、ISO22000取得
  1. 神戸工場
  • 住所: 〒651-2111 兵庫県神戸市西区池上3-5-3
  • ISO認証: ISO9001取得、ISO22000取得
  1. 菜花堂(一ノ関工場)
  • 住所: 〒021-0902 岩手県一関市萩荘字鍋倉19-1
  1. 土浦工場
  • 住所: 〒300-0003 茨城県土浦市紫ケ丘1-4
  1. 掛川工場
  • 住所: 〒436-0082 静岡県掛川市淡陽50番地
  1. 一戸工場
    • 住所: 〒028-5312 岩手県二戸郡一戸町一戸字越田橋44番地
  2. 浅口工場
    • 住所: 〒719-0113 岡山県浅口市金光町佐方21-1
  3. 寒河江工場
    • 住所: 〒991-0061 山形県寒河江市中央工業団地 190
  4. Chateraise Europe B.V.
    • 住所: Kraaivenstraat 7, 5048 AB Tilburg, The Netherlands

このリストは、シャトレーゼの各工場の住所とISO認証状況をまとめたものです。

ISO認証取得で保証される品質管理の実態

  • ISO9001: 品質マネジメントシステムの国際規格
  • ISO22000: 食品安全マネジメントシステムの国際規格

シャトレーゼの各工場は、品質と食品安全の国際規格であるISO9001とISO22000の認証を取得しています。

これらの認証は、社内の管理体制が一定の基準を満たしていることを示すものです。

しかし今回の異物混入事故は、現場レベルの管理に課題があったことを物語っています。

認証取得が品質を保証するわけではないことを、肝に銘じるべきでしょう。

ネット上で物議!消費者から相次ぐ不満の声

シャトレーゼの不誠実な対応が、ネット上で大きな批判を浴びています

特にコメント欄では、他社の迅速な対応と比較して、シャトレーゼの危機管理の甘さを指摘する声が目立ちました。

他社と比較される危機対応の甘さ

  • 現品回収: 担当者が数時間後に駆け付け、対象商品を回収
  • 調査報告: どの製造工程でどう混入したか詳細に報告
  • 誠意ある対応: 丁寧な説明と謝罪、信頼回復への努力

他企業の異物混入事例では、わずか数時間で担当者が現地に駆け付け、問題の商品を回収するなど、迅速な初動対応が取られていました。

また製造工程を詳細に調査し、消費者に分かりやすく説明する姿勢も評価されています。

対照的にシャトレーゼは、約束を反故にし、責任者を出さない不誠実な対応に終始。

危機管理の甘さは明らかです。

過去の類似トラブルも続々と発覚?

  • ショートケーキのカビ: 購入したケーキにカビが発生、店の対応に不信感
  • アイスのカビ: カビを店に持参するも、嫌々とした態度で返金や代品なし
  • クリスマスケーキ: 予約時の説明と違う仕様で提供、何度もトラブル

過去にもシャトレーゼでは、ケーキやアイスにカビが生えていたり、予約商品の内容が異なっていたりと、品質管理の不備が指摘されていました。

店舗スタッフの対応も芳しくなく、顧客の信頼を損ねかねない事例が散見されます。

今回のカメムシ混入は、こうした問題の延長線上にあると言えるでしょう。

抜本的な改革が急務と言えます。

異物混入はなぜ起きた?食品安全管理のポイント

パッキング工程での混入」というシャトレーゼの説明を踏まえ、食品工場での異物混入リスクと対策のポイントを解説します。

原料の入荷から製品の出荷までの各工程で、きめ細やかな管理体制の構築が求められます。

製造現場の防虫対策の実態

  • 網戸の設置: 出入り口や窓への防虫ネットの設置は必須
  • 定期的な消毒: 製造エリアの定期的な殺虫・殺菌が重要
  • 従業員教育: 衛生管理の意識を高める継続的な教育・訓練

食品工場では、建物の隙間や出入り口からの虫の侵入を防ぐため、徹底的なゾーニングと防虫ネットの設置が欠かせません。

また定期的な殺虫・殺菌作業や、従業員への衛生教育も重要です。

こうしたハード・ソフト両面の対策を講じることで、初めて異物混入のリスクを最小限に抑えられます。

シャトレーゼ各工場の防虫管理の実態を検証すべきでしょう。

今後の再発防止策と課題

  • 設備・管理体制の総点検: ハード・ソフト両面からの抜本的見直し
  • 情報公開の徹底: 事故の経緯や原因、対策をオープンにする
  • 消費者目線の徹底: 誠実な対応で信頼回復に努める

シャトレーゼには、今回の事故を教訓に、工場の設備や管理体制を根本から見直すことが求められます。

特に不備が指摘されたパッキング工程の防虫対策は喫緊の課題と言えるでしょう。

加えて事故の詳細な経緯や原因、再発防止策をできる限り公開し、情報の透明性を高めることも重要です。

誠意ある対応を通じ、失墜した消費者の信頼を回復する努力を惜しまないでほしいものです。

まとめ:シャトレーゼのカメムシ混入事件と品質管理体制について

  • 2023年10月3日に東京都在住の40代女性が揚げ餅からカメムシを発見
  • パッキング工程での混入が原因と会社側が公式に認める
  • 2週間以内の報告約束も期限を過ぎても連絡なし
  • 工場と連絡が取れないという不可解な対応を継続
  • 山梨県に本社工場を含む3つの主要製造拠点が存在
  • 全工場でISO9001とISO22000の認証を取得済み
  • 過去にもケーキやアイスのカビ発生トラブルが発覚
  • 店舗スタッフの対応にも課題があると指摘
  • 製造ラインの停止と全点検を実施中
  • 防虫対策の徹底と管理体制の見直しを表明
  • ネット上では危機管理の甘さを指摘する声が多数
  • 消費者からは情報公開と誠実な対応を求める声が続出
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