今回は、ブラックコーヒー、加糖コーヒー(砂糖入り)を飲んだ後をそれぞれ測定して、血糖値がどの程度上がるか、また下がるのか調査してみました。
また、おまけでルイボスティーを飲んだ時の血糖値も記載しようと思います。
まずは、ブラックコーヒーから測定していきます。
無糖ブラックコーヒーの重量や糖質


今回、血糖値の検証に利用するブラックコーヒー222gです。
222gのブラックコーヒーに含まれる糖質量を計算すると、1.5g程度です。
糖質1グラムあたりどれぐらい血糖値が上がるのかは、糖尿病ではない人であれば、0.5から1mg/dL程度上がるとされています。
ただし、年齢や体格、体質によっても多少異なる可能性があります。
糖質制限で有名な江部康二先生の本によると、
ブラックコーヒー1.5g の糖質量であれば、
最大でも1.5mg/dL しか血糖値を上げないとされています。
空腹時の血糖値を測定
空腹時の血糖値を測定しました。

101でした。
空腹時血糖値は110以下が正常ですが、
自己血糖測定装置の数値は通常の血液検査の数値と比べると、
10%から20%高く表示される傾向があります。
ブラックコーヒーを飲んだ30分後の血糖値を測定

ブラックコーヒーを全て飲み終わった30分後に血糖値を測定したところ、90mg/dLでした。
空腹時の血糖値が101であるため、11mg/dL下がりました。
ブラックコーヒーの糖質1.5gであるため、理論上は、
血糖値がわずかに上昇すると考えられますが、今回の検査では11mg/dLも下がってしまいました。
なぜ11mg/dLも下がってしまったのか?
自分のミスなのですが、空腹時の血糖値測定から今回の測定までに1時間かかったことが、
影響しているのではないかと考えられます。
次は加糖のコーヒーで血糖値を測定します。
加糖・砂糖入りコーヒーの重量や糖質量
今回検証や比較に使用する加糖コーヒーは『サントリー BOSS レインボーマウンテンブレンド 185g』です

市販のコーヒーで実験しますが、185gあたりの糖質量は12.7gです。
コーヒーを飲んで30分後に再び計測をしました。
もちろん、砂糖が入っていますので血糖値が上がるのは当然なんですが、
どれくらい値が上がるのかっていうのが気になりますよね。
空腹時血糖値を計測

測定をしたところ、空腹時の血糖値は75でした。
加糖・砂糖入りコーヒーを飲んだ30分後の血糖値

結果は、空腹時血糖値の75から114まで血糖値が上昇しました。
つまり、39mg血糖値が上がったということです。
コーヒーの糖質量が12.7gですので、通常だったら12.7㎎ぐらい血糖値を上げるはずなんですよ。
この理論よりも3倍ぐらい血糖値上昇しました。
糖質1グラム当たり3mg血糖値が上昇しているんで、
この上昇度合いは2型糖尿病と同じ度合いなんですよ。
自分自身は、血液検査のヘモグロビンA1cも正常なので、糖尿病と到底思えません。
境界型糖尿病とも思えないから、ちょっと不思議だなぁと思ってます。
おまけ|ルイボスティーを飲んだ後の血糖値を測定
コーヒーは以上ですが、次はルイボスティーです。
ルイボスティーの重量は270gぐらいです。


空腹時血糖値を測定

空腹時血糖値は102でした。
ルイボスティーを飲んだ後30分経った血糖値

ルイボスティーを飲んで30分後に血糖値を図りました。
結果は104です。
お茶系の糖質は0gです。厳密に言いますと、100gあたり0gから0.3グラムぐらいですね。だから、血糖値をあげる心配はないですよね。
ルイボスティーを飲んでから30分後に血糖値を測定したんですが、
結果はあまり変わりませんでした。
102から104に変わっただけですので、誤差の範囲ですね。
私は糖尿病ではないのですが、
血糖値の測定をすることは良い行為だと思います。
食後の血糖値の上昇度合いが数値で表示されることで、抑止力になります。
ケーキやジュースを飲んだ時に、血糖値がどの程度上がるかを確認できるので、
次回からはやめようと思うようになります。
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