立花孝志と奥谷謙一の民事裁判!名誉毀損で訴訟する理由とは?

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兵庫県知事選挙後の新たな展開として、11月19日に落選した立花孝志氏が当選した奥谷謙一氏を民事裁判で訴えることを表明しました。

この訴訟の発端は、選挙期間中の11月3日に立花氏が奥谷氏の事務所前で行った街頭演説にあります。

立花氏は「喧嘩を売られた」と主張する一方、奥谷氏は「デマによる名誉毀損」だと反論し、双方が名誉毀損を主張し合う異例の事態となっています。

本記事では、この民事裁判に至った経緯や、双方の言い分、そして選挙期間中の出来事を詳しく解説していきます。

この記事のポイントは以下の4つです
  • 兵庫県知事選後の11月19日、落選した立花孝志氏が当選した奥谷謙一氏を民事裁判で訴えることを表明
  • 訴訟は選挙期間中の11月3日、立花氏が奥谷氏の事務所前での街頭演説が発端
  • 立花氏は「喧嘩を売られた」、奥谷氏は「デマによる名誉毀損」と双方が主張
  • 奥谷氏は立花氏のSNS発信により家族の避難を余儀なくされたと主張
目次

兵庫県知事選後の新展開:立花孝志が民事裁判で奥谷謙一を訴訟する理由はなぜ?

自由民主党兵庫県支部連合会(自民党兵庫県連)

2024年11月19日、兵庫県知事選挙で敗北した立花孝志氏が、当選した奥谷謙一氏を民事裁判で訴訟することをSNSで発表しました。

立花氏は奥谷氏の百条委員会での記者会見発言を受けての提訴であり、喧嘩を売られたことと名誉毀損が原因だと主張しています。

一方、奥谷氏は立花氏のSNSでの情報拡散がデマであり、名誉毀損に当たると反論しています。

双方が名誉毀損を主張し合う状況となっており、11月21日現在も対立が続いているのです。

立花氏と奥谷氏の民事裁判は、双方が名誉毀損を主張し合う形で始まろうとしています。

この訴訟は、選挙期間中の11月3日に立花氏が奥谷氏の事務所前で行った街頭演説に端を発しています。

立花氏はその際、「引きこもってないで家から出てこい」などと発言。

奥谷氏側はこれを脅迫とみなし、家族が避難を余儀なくされたと訴えているのです。

民事裁判に発展したこの一件ですが、果たして立花氏の主張する通り「喧嘩を売られた」のでしょうか?

あるいは奥谷氏の言うように「デマによる名誉毀損」なのでしょうか?

本記事では、双方の主張を詳しく見ていきたいと思います。

注目の提訴に関して:立花孝志の訴訟理由は喧嘩を売った事と名誉毀損が原因か

立花孝志氏が奥谷謙一氏を民事裁判で訴訟すると発表した理由は、大きく2つあるようです。

1つは奥谷氏が喧嘩を売ったこと、もう1つは名誉毀損です。

まず喧嘩を売られたという点について、立花氏は11月18日の百条委員会での奥谷氏の発言を問題視しています。

奥谷氏は記者会見で、立花氏のSNSでの情報拡散がデマで名誉毀損に当たると主張。

これに対し立花氏は「奥谷はまだ俺に喧嘩売っとるから、それは売られた喧嘩はちゃんと裁判で買う」と反論したのです。

立花氏は奥谷氏の発言を「喧嘩を売られた」と受け止め、民事裁判で応戦する構えを見せています。

次に名誉毀損についてですが、立花氏は奥谷氏の主張が事実無根のデマだと断じています。

特に問題視しているのが、「立花氏が奥谷氏の自宅前で演説した」という点です。

立花氏は自身のYouTubeチャンネルで、「奥谷君の自宅前で演説したんじゃないですよ。

奥谷君の事務所の前でやったんですよ」と反論。

事務所と自宅が同じ場所だったことが問題の原因だと指摘しました。

さらに立花氏は、演説時の「これ以上、脅して奥谷が自死しても困る」という発言の真意についても釈明しています。

これは奥谷氏が不正を隠蔽しようとして自殺するかもしれないという趣旨であり、脅迫ではないと主張したのです。

奥谷氏のこうした発言は、立花氏にとって看過できない名誉毀損だったようです。

立花氏は神戸地方裁判所で民事裁判を起こすことを表明し、徹底的に争う姿勢を見せています。

【現場検証】立花孝志が奥谷謙一氏の事務所兼自宅前で演説

立花孝志氏が奥谷謙一氏の事務所兼自宅前で演説を行ったのは、2024年11月3日の14時30分頃のことでした。

YouTubeチャンネルにはその時の動画が投稿されており、立花氏が建物の前に立って街頭演説をしている様子が確認できます。

演説の中で立花氏は、「引きこもってないで家から出てこい」「これ以上、脅して奥谷が自死しても困るのでこのくらいにしておく」などと発言。

これについて奥谷氏側は、脅迫によって家族が避難を余儀なくされたと訴えています。

立花氏の演説には、脅迫と受け取られかねない発言が含まれていました。

ただし立花氏は、自宅前ではなく事務所前で演説したと主張しています。

奥谷氏の事務所と自宅が同じ場所にあったことが、混同を招いたというのです。

また「自死」発言についても、奥谷氏が不正を隠蔽しようとして自殺するかもしれないという趣旨であり、脅迫ではないと釈明しました。

立花氏にとっては当たり前の政治活動だったのかもしれません。

しかし、たとえ事務所前での演説だったとしても、同じ建物内に住む家族にとっては、大きな脅威に感じられたことでしょう。

奥谷氏が母親を避難させる措置を取ったのも、無理からぬ対応だったのかもしれません。

街頭演説という政治活動の自由と、市民の生活の平穏のバランスが問われるケースだと言えそうです。

【緊急会見】奥谷謙一氏が記者会見で立花孝志氏の被害を告白!名誉毀損を主張

2024年11月18日、奥谷謙一氏は兵庫県議会の百条委員会で記者会見を開き、立花孝志氏のSNSでの情報拡散がデマで名誉毀損に当たると主張しました。

奥谷氏によれば、立花氏の一連の行動により家族が日常生活を送れなくなったとのこと。

具体的には、選挙期間中に母親を避難させる措置を取らざるを得なかったそうです。

奥谷氏は立花氏の行動により、家族の平穏な生活が脅かされたと訴えています。

また奥谷氏は、立花氏のSNSでの情報拡散により、様々な仕事に支障が出ているとも明かしました。

立花氏の投稿はデマや思い込みが多く、名誉毀損に該当するというのです。

一方で奥谷氏自身の問題についても言及がありました。

百条委員会での発言や、母親を避難させたことなどを説明していました。

ただし、新聞記者に圧力をかけたことや有馬離宮に行ったことは否定。

副知事の不倫問題をプライベートだとして遮ったことは、百条委員会の議長として正しい判断だったと主張しました。

奥谷氏としては、立花氏のSNSでのデマ拡散が原因で、不当に名誉を毀損されたと感じているようです。

今後は11月25日に予定されている斎藤元彦前知事らの証人尋問に注力するとのこと。

奥谷氏と立花氏、双方が名誉毀損を主張し合う泥沼の展開となっています。

果たしてこの民事裁判の行方はどうなるのでしょうか?

兵庫県知事選の余波は、まだまだ続きそうです。

まとめ:兵庫県知事選後の立花孝志氏と奥谷謙一氏の民事裁判について

  • 11月19日に立花孝志氏が奥谷謙一氏を民事裁判で訴える方針を表明
  • 訴訟の発端は11月3日の立花氏による事務所前での街頭演説
  • 立花氏は奥谷氏から喧嘩を売られたと主張
  • 奥谷氏は立花氏のSNS投稿をデマだと反論
  • 双方が互いに名誉毀損を主張する事態に発展
  • 立花氏は事務所前での演説を政治活動の一環と説明
  • 奥谷氏は選挙期間中に母親の避難を余儀なくされたと主張
  • 立花氏の「自死」発言は不正隠蔽への懸念を示したものと釈明
  • 奥谷氏は立花氏の行動により仕事に支障が出ていると説明
  • 事務所と自宅が同じ場所だったことが混乱を招く要因に
  • 奥谷氏は11月18日の百条委員会で記者会見を実施
  • 今後は11月25日の証人尋問に注力する方針を示す
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