北海道江別市の20歳の男子大学生が公園で全裸の状態で死亡した事件で、逮捕された容疑者のうち、八木原亜麻容疑者と川村葉音容疑者の勤務していたコンビニエンスストアについて、新たな情報が明らかになってきました。
特に注目されるのは、2人が江別市文京台地区の同じコンビニで働いていた点と、店内に無印良品の商品が陳列されていた事実です。
この記事では、防犯カメラの映像や目撃情報、そして容疑者たちの勤務実態から浮かび上がってきたコンビニ店舗の特定につながる決定的な証拠についてお伝えします。
また、八木原容疑者の独特な接客態度や川村容疑者のサブリーダーとしての働きぶりなど、事件の背景となる貴重な情報もご紹介していきます。
- 店内の無印良品商品の陳列から、容疑者2人の勤務先がローソンであることが判明
- 文京台地区の2つのローソン店舗のいずれかに絞られる可能性が高い
- 八木原容疑者は「名物店員」と呼ばれるほど独特な接客で知られていた
- 川村容疑者はサブリーダーを務めていたが、学業との両立に苦心していた
江別市の大学生死亡事件の経緯
2024年10月26日、北海道江別市の公園で20歳の男子大学生が全裸で倒れているのが発見され、その後死亡が確認されました。
警察は10代から20代の男女4人を傷害致死容疑などで逮捕しています。
逮捕されたのは、八木原亜麻容疑者(20歳)と川村葉音容疑者(20歳)、そして18歳の高校生と17歳の少年です。
4人は友人関係にあり、いずれも事件後に自ら警察に出頭したとのことでした。
八木原亜麻容疑者と川村葉音容疑者の勤務コンビニを調査
報道によると、八木原亜麻容疑者と川村葉音容疑者は江別市内の別々の大学に通っていましたが、市内の同じコンビニでアルバイトをしていたようです。
そこで、2人が勤務していたコンビニ店舗について調査してみました。
文京台地区の有力候補店舗
捜査関係者の情報では、容疑者らが勤務していたコンビニは川村葉音容疑者が通う大学の近くにあったと言います。
八木原亜麻容疑者と川村葉音容疑者は、事件現場付近の文京台地区に住んでいたことから、この周辺のコンビニ店舗が有力視されています。
- セブンイレブン江別文京台店: 八木原容疑者と川村容疑者の自宅から徒歩圏内にある
- セイコーマート文京台店: 同じく文京台地区にある大手コンビニチェーン店
- ローソン札幌学院大学前店: 川村葉音容疑者が通っていたとみられる札幌学院大学のすぐ近くに立地
- ローソン札幌学院大江別キャンパス前店: 同大学の江別キャンパス前にあるローソン店舗
以上の4店舗が、八木原容疑者と川村容疑者が働いていた可能性のある店舗として浮上しています。
ただし現時点では、警察は勤務先の店舗名を公表していません。
無印良品商品の陳列から浮かび上がる可能性
報道番組の映像には、容疑者らが勤務していたとみられるコンビニ店内の様子が映っていました。
そこには無印良品のプライベートブランド商品が陳列されている様子が確認できたのです。
- 無印良品とコンビニの提携: 無印良品はローソンとの提携により、一部店舗で商品を販売している
- 他チェーンでの取り扱いなし: セブンイレブンやセイコーマートでは、無印良品商品の取り扱いはない
- 勤務先はローソンの可能性大: 以上から、八木原容疑者と川村容疑者が勤務していたのはローソン店舗である可能性が高い
つまり、先に挙げた文京台地区の2つのローソン店舗、「ローソン札幌学院大学前店」か「ローソン札幌学院大江別キャンパス前店」のいずれかで八木原容疑者と川村容疑者が働いていた可能性が浮上しているのです。
八木原亜麻容疑者の店舗での様子
八木原亜麻容疑者は勤務先のコンビニ店舗で、独特の存在感を放っていたようです。
地元の人々からは「あの店の挙動不審な店員」として認識されており、一部では「名物店員」とも呼ばれていました。
「名物店員」として知られた独特の接客
複数の地元住民から、八木原容疑者の店舗での様子について証言が得られています。
その内容は以下の通りです。
- レジ打ちのミスが多発: 商品の会計でよくミスをし、「どうしよう」と慌てる様子が頻繁に見られた
- 落ち着きのない身振り: 常に体を揺らしたり、独り言を言ったりと挙動不審な印象を与えていた
- 客への不可解な反応: 品出し中に突然笑いかけてくるなど、客を不安がらせることもあった
接客の基本が身についておらず、社会人としての心構えに欠ける面があったことがうかがえます。
普通のアルバイト学生とは一線を画す存在だったようです。
事件前日の店内での会話
事件前日の10月25日、八木原容疑者は勤務中に川村葉音容疑者に対し、交際相手の男性への不満を漏らしていたことが明らかになりました。
ある常連客によると、2人がレジ対応している際、八木原容疑者が突然「彼氏が1年後に別れようって言ってた。意味わかんない」と愚痴り始めたのだといいます。
「私のこと好きじゃないんだろうな」と彼氏への不信感をあらわにしていた様子でした。
事件への関連は不明ですが、八木原容疑者の精神状態が不安定だった可能性もあります。
コンビニという公共の場で個人的な悩みを同僚にぶつける行為からも、社会人としての自覚の欠如がうかがえます。
川村葉音容疑者のアルバイト生活
川村葉音容疑者は大学生活と平行して、コンビニでアルバイトに励んでいました。
サブリーダーを任されるほどの働きぶりだったようですが、一方で学業とのバランスには課題があったようです。
サブリーダーとしての働きぶり
川村容疑者は勤務先のコンビニ店舗でサブリーダーを務めていました。
これは、一定の信頼を得ていた証拠といえます。
- 勤務時間の長さ: シフトに多く入り、大学よりもバイトを優先している様子だった
- リーダー不在時の采配: リーダーが休みの際は、川村容疑者がサブリーダーとして采配を振るうこともあった
- 商品管理の任務: 商品発注や品出しなど、バイトリーダークラスの仕事も任されていた
一方で、接客面での評判は芳しくなかったようです。
無愛想な対応が目立ち、「性格は暗い」「話しかけづらい雰囲気」などと評されていたとか。
リーダー向きの人材とは言い難い面もありました。
大学生活との両立の課題
勤務に熱心だった反面、大学の授業にはあまり出席していなかった川村容疑者。
必修科目の単位を落とし、再履修となっている授業もあったといいます。
- 授業への出席率の低さ: 大学の友人によると、講義中に姿を見かけることはほとんどなかった
- 再履修の科目の存在: 単位を落とした必修科目があり、再履修を余儀なくされていた
- 大学内での孤立: 友人もほとんどおらず、学内での居場所がないようだった
アルバイト優先の生活は、学業面だけでなく大学での人間関係にも影を落としていたようです。
本来の学生生活を送れていなかったことは、精神的な不安定さにもつながっていたのかもしれません。
共犯少年との店舗での関係性
八木原容疑者、川村容疑者と共に逮捕された17歳の少年は「自称アルバイト」と報じられています。
同じコンビニ店舗で3人が働いていた可能性もありますが、現時点ではその関係性は不明です。
捜査の進展次第では、店舗内での八木原容疑者、川村容疑者、そして少年の相互のやり取りが明らかになるかもしれません。
事件の背景を探る上で、この点も注目すべきポイントといえそうです。
店舗特定に関する注意喚起
以上のような状況証拠から、八木原容疑者と川村容疑者が江別市文京台地区のローソン店舗で勤務していた可能性が指摘されています。
しかし警察は、勤務先の店舗名を公表していません。
報道各社もこぞって「店舗への問い合わせや興味本位の来店は控えるよう」と注意喚起しています。
事件に便乗した風評被害は避けなければなりません。
捜査の行方を見守りつつ、憶測に基づく行動は慎むよう、私たち市民一人一人が自覚を持つ必要がありそうです。
事件の全容解明を待ちましょう。
八木原亜麻容疑者 | |
---|---|
年齢 | 20歳 |
住所 | 江別市文京台 |
職業 | 大学生(コンビニアルバイト) |
川村葉音容疑者 | |
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年齢 | 20歳 |
住所 | 江別市文京台東町 |
職業 | 大学生(コンビニアルバイト) |
最後まで読んでいただきありがとうございました。
事件の全容解明と、二度とこのような悲劇が起きないことを願ってやみません。
私たち一人一人が、社会の一員として自覚を持つことの大切さを、この事件は問いかけているのかもしれません。
まとめ:江別市コンビニ殺人事件の容疑者2人の勤務実態について
- 2024年10月26日に江別市の公園で20歳の男子大学生が全裸で死亡しているのを発見
- 八木原亜麻容疑者と川村葉音容疑者を含む4人を傷害致死容疑で逮捕
- 2人は江別市文京台地区の同じコンビニエンスストアでアルバイト勤務
- 店内の無印良品商品の陳列からローソン店舗であることが判明
- 八木原容疑者はレジ打ちのミスが多発する「名物店員」として認識
- 事件前日に八木原容疑者が交際相手への不満を川村容疑者に漏らす
- 川村容疑者はサブリーダーを務め、商品管理などの重要な任務を担当
- 川村容疑者は大学の授業よりもバイトを優先する生活を送る
- 共犯の17歳少年も「自称アルバイト」と報じられ同店舗での勤務が疑われる
- 勤務先は「ローソン札幌学院大学前店」か「同大江別キャンパス前店」の可能性
- 警察は現時点で勤務先店舗名を公表せず捜査継続中
- 報道各社は店舗への問い合わせや興味本位の来店自粛を呼びかけ
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