北海道江別市で発生した大学生殺害事件で、警察は2024年10月29日、20歳の女子大学生川村葉音容疑者を含む男女4人を逮捕しました。
事件の発端は、10月26日早朝に公園で発見された全裸の遺体でした。
被害者の長谷知哉さんは、共犯者の1人である八木原亜麻容疑者と交際関係にあり、事件の背景には複雑な人間関係が存在していたとみられています。
この記事では、川村容疑者の人物像や大学、SNSでの活動、そして事件の詳しい経緯と殺害の動機について詳しく解説していきます。
川村葉音容疑者と彼氏である17歳少年の「げん」のインスタアカウントの詳細はこちらから!
- 江別市内の大学に通う20歳の女子大学生・川村葉音容疑者の人物像
- 江別市文京台周辺の大学から推測される川村葉音容疑者の在学先
- SNSアカウントの調査結果と身元特定に至る経緯
- 被害者との関係性と共犯者を含めた殺害事件の背景・動機
北海道江別市の公園での殺害事件の概要
2024年10月26日、北海道江別市の公園で、20歳の男子大学生の長谷知哉さんが全裸の状態で倒れているのが発見されました。
長谷知哉さんは顔や上半身を中心に複数のけがを負っており、外傷性ショックが原因で死亡が確認されました。
警察は長谷知哉さんが少なくとも3人以上から激しい暴行を受けたとみて、殺人事件として捜査を開始しました。
そして10月29日、北海道警察は江別市文京台に住む女子大学生の川村葉音容疑者(20)を含む10代から20代の男女4人を傷害致死容疑などで逮捕したと発表しました。
逮捕された4人は友人関係にあり、26日夕方に八木原亜麻容疑者(20)が警察に通報し、その後川村容疑者ら3人も出頭したとのことです。
警察によると、八木原容疑者は被害者の長谷知哉さんと交際関係にあったとされ、事件の背景には交際のもつれがあったことが示唆されています。
また、4人には他にも共犯者がいる可能性があるとして、警察は捜査を継続しています。
川村葉音容疑者のプロフィール
氏名・年齢・住所(追記:顔画像公開)
川村葉音容疑者は北海道江別市文京台東町に住む20歳の女性です。
現在は大学生として学業に勤しんでいたとみられています。
出身高校と運動部での活動歴
川村容疑者の出身高校は明らかになっていませんが、某大会の記録に同姓同名の人物の名前が掲載されていたことから、2021年時点では高校生だったことが判明しています。
当時16歳から18歳だったとすると、現在の年齢と合致します。
また、大会記録に名前が残っていたことから、高校時代は何らかの運動部に所属し、活躍していた可能性が考えられます。
ただし、具体的な競技名や成績については公表されていません。
川村葉音容疑者のプロフィール | |
---|---|
氏名 | 川村葉音 |
年齢 | 20歳 |
住所 | 北海道江別市文京台東町 |
職業 | 大学生 |
出身高校 | 不明(2021年時点で高校生だった) |
川村葉音容疑者の大学はどこなのか
江別市文京台エリアの大学候補
川村葉音容疑者は江別市文京台東町に住んでいることから、通学圏内にある大学に通っている可能性が高いと考えられます。
江別市文京台周辺には以下のような大学があります。
- 札幌学院大学: 江別市文京台11
- 北翔大学: 江別市文京台23
- 酪農学園大学: 江別市文京台緑町582
事件現場からの距離と通学ルート
事件現場となった江別市文京台南町の公園は、札幌学院大学と北翔大学から徒歩圏内にあります。
一方、川村容疑者の自宅がある文京台東町は、札幌学院大学側に位置しており、北翔大学からは距離があります。
これらの状況を踏まえると、川村容疑者が札幌学院大学に通学している可能性がやや高いのではないかと推測されます。
ただし、これはあくまで推測の域を出ず、断定はできません。
大学に関する情報は、被害者の長谷知哉さんや共犯者とされる八木原容疑者らと共通点があるのかどうかを探る上でも、捜査の重要なポイントになると考えられます。
警察は関係者への聞き込みを進めているとみられ、続報が待たれます。
川村葉音容疑者のSNSアカウントを調査
X(旧Twitter)での足跡
Xでは「川村葉音」という名前の複数のアカウントが確認されましたが、いずれも本人のものかどうかは特定できませんでした。
川村容疑者と同姓同名のアカウントの1つは2024年8月から利用が始まっていましたが、プロフィール情報がなく、投稿もない状態でした。
Instagramでの投稿履歴
Instagramでも「川村葉音」と検索しましたが、特定のアカウントは見つかりませんでした。
本名での利用はしていない可能性があります。
Facebookの利用状況
Facebookでも同様に「川村葉音」で検索を行いましたが、同姓同名のアカウントは存在しませんでした。
20歳という年齢を考えると、もともとFacebookを利用していなかったのかもしれません。
このように、現時点では川村葉音容疑者のSNSでの活動は確認できていません。
本名とは異なるハンドルネームを使っていたり、アカウントを非公開にしている可能性も考えられます。
ただし捜査の過程で、共犯者とのつながりを示すアカウントが浮上する可能性は十分にあります。
警察はデジタルフォレンジック等の手法を用いて、関係者のSNS上のやり取りを洗い出そうとしているとみられます。
追記:インスタ・TikTok動画が公開される。
江別の傷害致死事件の川村葉音、彼氏の17歳アルバイトと表記されている事件に関わった者のうち2名のインスタ pic.twitter.com/xqdECudC32
— き (@o0s_ui) October 30, 2024
Instagramアカウントは“はお”とのこと。
殺害事件の背景と動機
被害者の長谷知哉さんとの関係性
事件の発端となった長谷知哉さんと川村葉音容疑者の直接的な関係は、現時点では明らかになっていません。
一方、共犯者の1人である八木原亜麻容疑者は、長谷知哉さんと交際関係にあったことが報じられています。
長谷知哉さんの知人の証言によると、長谷知哉さんは最近新しい彼女ができたと話していたそうです。
この彼女が八木原容疑者だったのかもしれません。
八木原亜麻容疑者との共謀関係
川村葉音容疑者と八木原亜麻容疑者はともに20歳の女子大学生です。
八木原容疑者が長谷知哉さんの交際相手だったとすれば、2人は友人関係にあった可能性が考えられます。
事件当日、長谷知哉さんは複数人に襲われたとみられていますが、八木原容疑者と川村容疑者が グループの中心メンバーとして、犯行を主導した可能性があります。
ただし動機については、交際をめぐるトラブルなのか、それ以外の要因があったのかは分かっていません。
事件発生から逮捕までの経緯
事件発生から逮捕に至る一連の流れは以下の通りです。
- 10月26日早朝: 江別市の公園で長谷知哉さんが全裸で倒れているのが見つかり、死亡が確認される
- 10月26日夕方: 八木原亜麻容疑者が警察に通報し、事情聴取を受ける
- 10月26日以降: 川村葉音容疑者ら残る3人も出頭し、警察の取り調べを受ける
- 10月29日: 警察が川村葉音容疑者ら男女4人を傷害致死容疑などで逮捕したと発表
八木原容疑者が自ら警察に通報したことで、事件の全容解明に向けた捜査が本格化したとみられます。
ただ通報のタイミングが事件発生から約12時間後だったことや、4人そろって出頭したことの意味は不明です。
警察は事件への関与をどこまで認めているのかなど、取り調べを進めています。
共犯の少年たちと事件への関与
17歳少年と18歳高校生の役割
川村容疑者、八木原容疑者以外に逮捕されたのが、江別市に住む17歳の少年と、札幌市の18歳の男子高校生です。
2人は傷害致死の疑いがもたれており、川村容疑者らとともに長谷知哉さんへの暴行に加担したとされています。
ただし現段階では、この17歳少年と18歳高校生が事件の全容をどの程度把握していたのかは分かっていません。
暴力行為への直接的な関与があったにせよ、計画段階からグループに加わっていたのか、それとも事件直前に呼び出されたのかで、法的な評価は大きく変わってきます。
4人の関係性と事件当日の行動
17歳少年と18歳高校生を含めた4人の関係性についても、現時点では限られた情報しかありません。
ただ全員が10代後半から20歳という近い年齢であることから、友人関係やゆるやかな繋がりがあったことが推測されます。
事件当日については、防犯カメラの映像解析などから、グループの行動が少しずつ明らかになってきています。
- 長谷知哉さんの行動: 事件直前にJR大麻駅周辺を1人で歩く姿が確認されている
- グループの移動: 複数の人物が深夜から早朝にかけて、現場近くを行き来する様子が捉えられている
- 目撃証言: 事件現場付近で「怒鳴り声」や「うめき声」を聞いたという住民の証言がある
警察は防犯カメラの解析を進めるとともに、周辺住民への聞き込みを続けています。
グループが長谷知哉さんと「待ち合わせ」をしていたのか、偶然出くわしたのかなど、事件に至る詳しい経緯の解明が求められます。
これから明らかになる事件の全容
警察の捜査状況と新たな共犯者の可能性
逮捕された川村葉音容疑者ら4人の供述には、食い違いがみられるとの情報もあります。
そのため警察は、4人の事件への関与の度合いをそれぞれ慎重に見極めようとしているようです。
また冒頭でも触れた通り、4人以外にも共犯者がいる可能性が指摘されています。
事件の計画段階に関与していた人物や、事件後に4人をかくまった可能性がある人物などが浮上する可能性があります。
警察は事件の全容解明に向けて、関係者への聞き込みと並行して、押収した携帯電話の解析などを進めているとみられます。
新たな容疑者の逮捕や、4人の立件容疑の追加なども視野に入れながら、捜査を続けています。
遺族への謝罪と損害賠償問題
事件の衝撃から立ち直れないでいるのが、被害者の長谷知哉さんのご遺族です。
突然の悲報に接し、言葉を失っているという家族心情が報じられています。
加害者の川村葉音容疑者ら4人は、現時点で長谷さんの遺族に直接謝罪の意を伝えてはいないようです。
ただ、今後の捜査や裁判の過程で、被害者家族への謝罪の機会が設けられるものとみられます。
また、民事での損害賠償請求も避けては通れない問題です。
- 賠償金の負担: 4人の加害者側が連帯して支払う可能性が高い
- 支払い能力: 学生や未成年者が多いだけに、一括での支払いは難しいとみられる
- 親の責任: 未成年の加害者については、親の監督責任が問われる可能性もある
賠償金の額は、長谷知哉さんの将来の逸失利益なども考慮して算定されることになります。
ただ加害者側の支払い能力が十分でない場合、遺族が望む金額の支払いを実現するのは容易ではないかもしれません。
民事の争いは刑事裁判とは別に進められることになりますが、事件の全容解明なくしては、遺族の心の整理もつかないはずです。
警察には被害者家族の心情に寄り添いながら、真相究明を進めてほしいところです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
まとめ:江別市大学生殺害事件の背景と容疑者情報について
- 10月26日早朝に江別市の公園で全裸の遺体が発見
- 被害者は20歳の男子大学生・長谷知哉さんと判明
- 容疑者の川村葉音は江別市文京台東町在住の20歳女子大学生
- 地理的状況から札幌学院大学に通学している可能性が高い
- SNS上での本人特定につながる情報は現時点で見つからず
- 八木原亜麻容疑者は被害者の交際相手だった可能性
- 事件現場から怒鳴り声やうめき声が聞こえたとの証言
- 17歳少年と18歳高校生を含む計4人が傷害致死容疑で逮捕
- 八木原容疑者が事件発生から約12時間後に自ら通報
- 事件の背景には交際関係のもつれが存在か
- 4人の供述内容には食い違いがみられる
- 他にも共犯者が存在する可能性を警察が捜査中
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