2023年11月に札幌市西区で発生した、幼稚園児が軽自動車のタイヤに直撃される痛ましい事故について、最新の進展をお伝えします。
事故から約11ヶ月が経過した2024年10月23日、事故を起こした運転手の若本豊嗣被告と、車両所有者の田中正満被告の両名が、札幌地検により道路運送車両法違反の罪で起訴されました。
この記事では、被害者の現在の容態、若本被告の素性や住所、SNSアカウントの詳細、そして違法改造車問題の実態について詳しくお伝えします。
特に、被害に遭った4歳の女児が現在も意識不明の重体である中、加害者側の対応や、事故を引き起こした違法改造の詳細にも迫ります。
- 札幌市西区在住の49歳の塗装業者・若本豊嗣被告の身元情報と、事故後の経過について
- 2024年10月23日現在も意識不明の重体が続く4歳女児の容態と、家族の心情について
- Facebook、Twitter、Instagramなど、SNSアカウントの特定状況について
- 札幌地検による両被告の起訴内容と、違法改造車の問題点について
事件経緯|札幌市西区のタイヤ脱落事故の詳細と経過
2023年11月14日午後1時30分頃、札幌市西区平和3条8丁目の幼稚園付近で、痛ましい交通事故が発生しました。
走行中の軽乗用車から左前輪のタイヤが外れ、歩道を歩いていた4歳とみられる女の子に直撃したのです。
事故発生の状況と被害内容
事故が起きたのは、坂道を下っていた時のことでした。
事故現場の付近には幼稚園や小学校があり、児童の通学路にもなっています。
- 事故車両: 4輪駆動のオフロード仕様で、車高が改造された軽乗用車(ジムニー)
- タイヤ脱落の原因: 坂道を下っていた際に、なぜかボルトが5本とも外れたため
- 脱落したタイヤの動き: 約70メートル転がり、歩道にいた女児に直撃
- 被害者の状況: 病院に緊急搬送されたが、意識不明の重体
警察は、軽乗用車を運転していた若本豊嗣容疑者(49歳)を過失運転致傷の疑いで現行犯逮捕しました。
若本容疑者は札幌市西区山の手の会社員で、事故についての容疑を認めているということです。
被害者の現在の容態と家族の心情
事故から約11か月が経過した2024年10月23日現在も、被害に遭った女の子は意識不明の重体の状態が続いています。
家族は深い悲しみと苦しみの中にあります。
被害者の家族は以下のようなコメントを発表しています。
- 起訴への思い: 事故がようやく進むと感じているが、加害者が社会的制裁も受けず責任も果たさずに普通に生活している事実に強い苛立ちを感じている
- 家族の現状: 心理的にも経済的にも家族が壊された状態で、加害者と同じ社会で生活することへの恐怖と不安がある
- 所有者への憤り: 事故後も自動車整備業に携わる様子から、同じような事故が起きるのではないかという不安と、当事者意識の低さへの怒りを感じている
- 周囲への感謝: 様々な方に支えられながら、生活を立て直そうとしている
この痛ましい事故は、車の不正改造や整備不良がもたらす悲劇を如実に示しています。
二度とこのような事故が起こらないよう、私たち一人一人が交通安全とルールを守ることの大切さを心に刻む必要があるでしょう。
そして、被害者とご家族の心の回復を祈らずにはいられません。
若本豊嗣被告の身元情報と現況を調査
タイヤ脱落事故の運転手として逮捕・起訴された若本豊嗣容疑者(当時49歳)について、様々な情報が明らかになってきました。
ここでは、若本被告のプロフィールや事故当時の状況などを整理していきます。
住所・年齢・職業などのプロフィール
若本被告は、札幌市西区山の手の住宅街に住んでいたということです。
普段は、札幌市西区にある塗装会社に勤務していました。
事故当時の状況と容疑者の言い分
事故車両の軽乗用車(ジムニー)は、若本被告の名義ではなく別人の所有だったことが分かっています。
車の所有者は、異常を感じて車を若本被告に預けていたとのこと。
- 防犯カメラの映像: 事故直前、若本被告とみられる人物が左前のタイヤを確認している様子が映っていた
- タイヤ脱落の原因: 若本被告は整備不良を認識しつつ、点検をしないまま走行を繰り返した
- 若本被告の供述: 『所有者からはどこがどうおかしいかは言われていなかった、音がするくらいでしか。確認してもおかしいところはなかった。それで、400メートルくらい走ったら、ああなってしまった』
- 車の改造状況: タイヤが車体の外にせり出すように改造され、安全基準を満たしていなかった
起訴後の取材に対し、若本被告は『被害にあった女の子のことを1番に思っている。
申し訳ないと思っている。
直接謝りたいと思っていたが、弁護士から止められている。
弁護士から許可が出たら、謝りにいきたい。
意識が戻ってほしい』と涙ながらに話しています。
一方で、車の所有者である田中被告に対しては『反省の意がない』と述べており、事故を巡る両者の認識には大きな隔たりがあるようです。
SNSアカウントの特定と調査結果
事件の注目度の高さから、ネット上では若本豊嗣容疑者のSNSアカウントを特定しようという動きが活発化しています。
そこで、Facebook、Twitter、Instagramの3つのSNSを中心に、若本被告のアカウントについて調査を行いました。
Facebook・Twitterの投稿内容
- Facebook: 同姓同名のアカウントが存在し、車やバイクの改造に関する投稿が見られたが、本人である確証は得られず
- Twitter(X): 同姓同名のアカウントを1件確認できたが、フォロー・フォロワー数0、ポスト内容0で、本人の可能性は低いと判断
Facebookでは、車やバイクの改造をしているアカウントが見つかりましたが、プライバシー保護の観点から詳細は控えさせていただきます。
一方、Twitterではアカウントらしきものは存在するものの、使われていない可能性が高いです。
Instagramアカウントの分析
Instagramでは、60件の投稿があり、フォロワー数335人、フォロー数507人のアカウントが、若本豊嗣という名前で存在しました。
しかし、このアカウントは「非公開」設定になっているため、投稿の内容を確認することはできません。
そのため現時点では、これが本人のアカウントである確証は得られていないというのが調査結果です。
今後、裁判の過程などで新たな情報が明らかになれば、随時このページでもアップデートしていきたいと思います。
まとめ:札幌タイヤ脱落事故の真相と若本被告について
- 2023年11月14日午後1時30分頃、札幌市西区で4歳女児が軽自動車のタイヤに直撃され重傷を負う事故が発生
- 事故から約11ヶ月が経過した2024年10月23日現在も、被害女児は意識不明の重体が継続
- 事故を起こした若本豊嗣被告は49歳の塗装業者で、札幌市西区山の手2条2丁目に在住
- 事故車両は別人の田中正満被告が所有する改造車で、タイヤが車体からはみ出す違法な状態
- 事故直前の防犯カメラには若本被告が左前のタイヤを確認している様子が映っていたと判明
- 若本被告は整備不良を認識しつつ点検をせず走行を繰り返していたことを認める
- 2024年10月23日、札幌地検が若本被告と田中被告を道路運送車両法違反の罪で起訴
- 若本被告のFacebookでは車やバイクの改造に関する投稿が見られたが本人確認は取れず
- Instagramでは若本豊嗣という名前で335人のフォロワーを持つ非公開アカウントを確認
- 被害者家族は加害者が社会的制裁も受けずに普通に生活している現状に強い憤りを表明
- 被害者家族は心理的にも経済的にも壊された状態で、加害者と同じ社会で生活する恐怖を訴え
- 若本被告は謝罪の意を示すも、弁護士から被害者家族への直接謝罪を止められている状況
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