2023年9月6日、NY地下鉄サーフィンの動画がSNS上で拡散される中、多くの若者が命を落とす事故が相次いでいます。
特に、2022年2月20日に15歳の少年が事故で命を失った事件が大きな衝撃を与えました。
一体、SNSとこの危険な行為との間にどのような関連性があるのでしょうか。
NY地下鉄サーフィン動画、危険の背景|15歳少年死亡
- 地下鉄サーフィンの衝撃の実態
- SNSと地下鉄サーフィンの関係
- NY地下鉄サーフィン事故の具体的なデータ
- 危険な行為の背景にあるSNSの影響
地下鉄サーフィンの衝撃の実態
地下鉄サーフィンとは、米国などで若者たちが地下鉄の車両の屋根などに登る危険な行為を指します。
これが、ソーシャルメディア上での動画として急速に広まり、流行の火種となっています。
その中で、2022年2月20日に15歳の少年がNYの地下鉄でサーフィン中に事故を起こし、悲劇的にも命を落としました。こ
のような事故は、近年急増しており、多くの人々がこの行為の危険性に警鐘を鳴らしています。
SNSと地下鉄サーフィンの関係
一方、こうした危険な行為がなぜ流行しているのかと言えば、SNSが大きな役割を果たしています。
多くの若者が、その危険な行為を動画としてアップロードし、他のユーザーからの注目を集めています。
ただ、いくら注目を浴びると言っても、命の危険を伴う行為は控えるべきです。
例えば、2022年12月1日にも、別の15歳の少年が同じ行為で命を失っており、SNSの影響下で起こる事故は決して少なくありません。
NY地下鉄サーフィン事故の具体的なデータ
データに基づくと、MTA(ニューヨーク州都市交通局)は、地下鉄の車両外部にしがみつく行為が確認された人数に関して、2019年に490人、2020年に199人、そして2021年には206人という数字を公表しています。
しかしこれだけの危険性にも関わらず、2022年にはその数が928人となり、前年から約4倍もの増加を見せています。
このとき、注目すべきは、若者たちの間でこの行為がどれだけ流行しているかという点です。
危険な行為の背景にあるSNSの影響
もちろん、SNSが情報の共有や交流の場として多くのメリットを持つことは事実です。しかし、その一方で、危険な行為を glorify するデメリットや弊害も生じていることは否めません。地下鉄サーフィン動画が多数投稿されることで、他の若者たちにも挑戦するような動機付けが生まれてしまうのです。これには、SNSの利用者としての正しい情報の受け取り方や、自己の行動の選択に責任を持つことが求められます。
NYの地下鉄サーフィン動画|投稿SNSどこ?安全対策は?
米国ニューヨーク市(NY)の地下鉄サーフィン問題を具体的な数字と事例をもとに詳しく考察します。
この問題の背後には、ソーシャルメディアを通じた動画拡散の影響が大きく、特に10代の若者の間での死亡事故が増加しています。
若者と地下鉄サーフィンの増加
今年だけで、10代の若者を中心に5人がこの危険な遊びで命を失いました。
これを数字で見ると、2018年から2022年の間の死亡者数は5人であったのに対して、2023年はすでにその数に匹敵します。
また、その中で4人が14~16歳という非常に若い年齢だったという点も注目すべきでしょう。
NY市の取り組みと協力企業
このため、NY市は既に動画や写真の削除を進めるための取り組みを始めています。
具体的には、グーグルやティックトックなどのIT企業と協力し、既に2600件以上の関連コンテンツが削除されています。
このような取り組みは、過去の例であれば、危険行為の動画が拡散されることを未然に防ぐためのものです。
防止キャンペーンの内容
ちなみに、防止キャンペーンとして、「地下鉄サーフィンは殺す」というメッセージを展開しています。
実際、地元の高校生らが作成した安全啓発のアニメーションが、地下鉄の駅で放映される予定です。
このように、若者の言葉で若者へ訴えるというアプローチは、伝えるメッセージの効果を高めることが期待されます。
動画が投稿されてるSNSはTikTokやYouTubeか
動画や画像・写真は以下の通りです。
アメリカではTikTokやYouTube含めて危険な動画で再生数を稼ぐ人たちがいます。問題となっているのは「地下鉄サーフィン」読んで字のごとく非常に危険な行為です。度胸試しはいつの時代も行われましたが現在ではそれが手軽に全世界に発信でき再生回数が増えるほどお金になります。 pic.twitter.com/mFG5O6UjqZ
— レバ子 (@laborkounion) September 6, 2023
「地下鉄サーフィン」、NYで若者の死亡相次ぐ 動画拡散の影響も
— だんご三兄弟 (@40pGwDgRa7kvljt) September 6, 2023
NY市のアダムス市長「地下鉄サーフィンは殺す」というキャンペーンを展開すると発表した。 pic.twitter.com/ijLwpFvOdX
SNSで人気を得ようとニューヨークで「地下鉄サーフィン」が流行って死亡者が増えているそうで、動画みたらそりゃ確実に死ぬし、カッコよくもなんともないただのバカでした。なお、NY市長は「地下鉄サーフィンはこ◯す」キャンペーンを展開するそうです。pic.twitter.com/HrQuvsDQVH
— 徳重龍徳(インタビュアー、グラビア評論家)@ちいかわ好き、ホークスファン (@tatsunoritoku) September 6, 2023
【地下鉄サーフィン動画まとめ】
— お侍さん (@ZanEngineer) September 6, 2023
まぁ、これは普通に死ぬわな。
「地下鉄サーフィン」、NYで若者の死亡相次ぐ 動画拡散の影響も pic.twitter.com/fgE54dTpZC
世間の反応
10年ほど前、ロシアでトレインサーフィンが流行し、その後インドでも見られました。しかし、今もニューヨークで行われているとは驚きですね。本当に考えられません。
特別な才能がないと感じる方は、目立つためにはあまり良くない行動をとることがあります。日本での箸を舐めて戻す行為も、そうした例の一つと言えるでしょう。
死亡者の中にはほとんどが10代で、最年少は15歳だったと聞きます。彼らはまだ若いのに、そう呼ばれるのは悲しいですね。
迷惑行為をして、それをSNSに上げると金や称賛になる って流れを断ち切らないといけないので、やっぱ全てのSNSは悪の仕組みとして全廃するしかない!
日本の鉄道だったら速攻で全部の電車止めて警察や消防が駆け付けそうな事態ですね、、、、 電車止めないあたりが、ハリウッド映画のアメリカっぽいです(^^;
ビルとか鉄塔とかの高所に立っての自撮りで墜死とか、ビルからビルへ飛び移るパルクールで墜死とか、10年くらい前からあったよね。この手のウケ狙い迷惑死亡事故。
【動画】NY地下鉄サーフィンが危険や動画に関するまとめ
- 地下鉄サーフィンは若者が地下鉄の車両の屋根に登る危険な行為である
- ソーシャルメディア上での動画として広まり、流行となっている
- 2022年2月20日、15歳の少年がNYの地下鉄で事故を起こし命を失った
- SNSにより、多くの若者が危険な行為を動画でアップロードし注目を集めている
- MTAは2019年に490人、2020年に199人、2021年に206人、2022年には928人が地下鉄の車両外部にしがみついたと公表している
- SNSは情報の共有や交流の場としてメリットがあるが、危険な行為を賞賛するデメリットもある
- 2023年、10代の若者を中心に5人が地下鉄サーフィンで命を失った
- NY市は危険な動画や写真の削除を進めるための取り組みを開始している
- 地下鉄サーフィン防止キャンペーンでは「地下鉄サーフィンは殺す」というメッセージを展開している
- 危険な動画はTikTokやYouTubeなどで投稿されており、再生回数で収益を得る人もいる
- 若者の言葉で若者へ訴えるアプローチが防止キャンペーンの効果を高めることが期待される
- ソーシャルメディアで地下鉄サーフィンの動画を見た場合、その危険性を理解し伝えるべきである
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