中華航空140便墜落事故のボイスレコーダー「終わりだ」音声動画はどこで聞ける?文字起こし全文

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2023年8月15日の9時に放送される「ザ!世界仰天ニュース」で取り上げられる「中華航空140便墜落事故」について取り上げます。

1994年4月26日、中華航空140便は名古屋空港への着陸を試みる途中、突然の事故に見舞われました。

午後5時43分に台北国際空港を出発し、名古屋空港への接近は午後8時12分ごろでした。

事故調査の結果、副操縦士の操作ミスと飛行機の警告装置の不備が主な原因であることが明らかにされました。

この事故で264名が亡くなり、7名が重傷を負いました。

本記事では、中華航空140便墜落事故のボイスレコーダー文字起こし・書き起こし全文や、その録音された音声の動画がどこで聞けるのかを調査します。

目次

中華航空140便墜落: 副操縦士の操作ミスが事故原因

1994年4月26日、中華航空140便は名古屋空港への着陸を試みていました。

この便は台北からの飛行で、午後5時43分に台北国際空港を出発しました。

名古屋空港への接近は、午後8時12分ごろで、その1分後に「着陸支障なし」と管制塔に報告が入りました。

しかし、2分後の状況が急変し、「ゴーアラウンド」の伝達が入りました。

この伝達直後、飛行機は突然急上昇しました。

両エンジンから炎が出始め、飛行機は墜落。

その結果、乗員乗客264名が死亡し、7名が重傷を負いました。

この事故の主な原因は何だったのでしょうか。

事故調査の結果、副操縦士が機体を操縦している最中、誤った操作を行い、機首が持ち上がり続けたことが原因であると判明しました。

このミスに気づいた機長が操縦桿を用いて機首を下げようとしましたが、それがさらに機体のバランスを崩してしまいました。

そして、飛行機は急上昇を続け、失速して墜落しました。

事故の原因には、副操縦士の操作ミスがある一方で、ミスを知らせる警告装置が飛行機に装備されていなかったことも影響しているとされています。

調査委員会は、「複数の要因が複雑に関連し合った結果、事故が起きた」と結論を出しました。

近年、コンピューター技術の進化により、航空機の安全性が大きく向上してきました。

しかし、中華航空140便の事故は、コンピューターの安全性だけでなく、それを操作する人間の技術や知識も重要であることを改めて示しています。

中華航空140便墜落事故のボイスレコーダー文字起こし・書き起こし

中華航空140便墜落事故当時のボイスレコーダー・フライトレコーダーを文字に起こしたものです。

13.39 タワー「ダイナスティ140便、着陸許可34滑走路、風は290で6」
    CAP「(クリアランスの復唱)」
    (台湾語によるキャビンアナウンス)
14.10 CAP「君、君、ゴーレバーを引っ掛けたぞ」
    COP「はい、少しだけ触りました」
    CAP「解除しなさい」
    COP「(返事)」
    CAP「それ」
    COP「(返事)」
    CAP「見ろ、外を見ろ、外」
    CAP「押し下げろ、それを押し下げろ」
    CAP「ゴーアラウンドモードを使ってるぞ」
    CAP「オーケー、ゆっくりやれ、手を添えて」
    CAP「エンジンスラストはディスエンゲージしたか?」
    COP「やりました、教官」
    CAP「もっと押せ、もっと、もっと」
    CAP「ゴーアラウンドモードに入っているぞ」
    COP「教官、オートパイロットをディスエンゲージしました」
    (スイッチ音、自動操縦切り離し音)
    COP「教官、いまだに押し下げられません」
    CAP「ゆっくりやれ」
    COP「教官、またスロットルが入りました」
    CAP「オーケー。私がやる、私がやる、私がやる」
    COP「ディスエンゲージ、ディスエンゲージ」
    CAP「なぜ?どうなっているんだ。」
    COP「ディスエンゲージ、ディスエ・・・」
    CAP「ゴーレバー!」
    CAP「糞、どうしてこうなるんだ!」

15.14 COP「タワー、ダイナスティは着陸復航」
15.18 (スラット/フラップ操作音。2,3回)
15.21 CAP「えっ、このままだと失速するぞ」
15.25 CAP「終わりだ」
    (失速警報)
15.26 COP「早く、機首を下げねば」
    (スラット/フラップ操作音。1回)
15.31 COP「機首を下げないと」
15.34 CAP「オーケー、オーケー、急ぐな、急ぐな」
    COP「パワー」
15.37 (対地接近警報音)
    CAP「うわー」
    COP「パワー、パワー、パワー」
15.40 (失速警報、録音終了まで続く)
    CAP「終わりだ」
    COP「パワー」
    CAP「あー」
    COP「パワー、パワー」

15.45 (録音終了、衝突音は録音されておらず)

CAP=機長、COP=副操縦士

墜落した中華航空140便のボイスレコーダーの分析結果から、副操縦士が「ゴー・レバー」という、着陸をやり直すためのレバーを誤って作動させたことがわかりました。

このため、飛行機はゴー・アラウンドモードに切り替わりました。

機長はゴー・レバーの停止を指示しましたが、副操縦士はそれを実行せず、さらにオートパイロットを起動しました。

さらに、副操縦士は飛行機の機首を下げるために操縦桿を押し込みました。

しかしこの動きは、オートパイロットがゴー・レバーが起動されていることを検知して、その操作に反発する形で機首を上げました。

この結果、昇降舵は最大まで機首を下げ、水平安定板は機首上げの最大まで移動し、「へ」の字の形に曲がりました。

最後に、機長が着陸をやり直すために操縦を代わり、急上昇を試みましたが、その異常な動きで飛行機は失速しました。

ボイスレコーダーには、副操縦士の「パワーアップ」と機長の「終わりだ 終わりだ」という言葉が残されています。

この事故の生存者の証言によれば、飛行機の墜落直前の状況や、事故の経緯がより明確になる可能性があります。

ボイスレコーダー音声の録音記録・動画はどこで聞ける?見れる?番組名は?

youtubeに墜落事故のドキュメンタリー番組あるけどあまりにも酷すぎてお話にならないね

犠牲者の内150人くらいは日本人だった様だし
中華系の機長と副操縦士のミスでみんな死んだようだな
終わりだ終わりだ!じゃねえよホント・・・

上記の5chレスによれば、YouTubeに中華航空140便墜落事故を扱った番組(クロ現?)があるようですが、削除されたのか見つけられませんでした。

ただ、具体的な番組名等は不明ですが、音声が番組で動画として流れのは確かなようです。

下記のゆっくり動画でも機長の「終わりだ」というボイスレコーダーに録音された音声について、触れられています。

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