2023年7月3日、神奈川県で「頭文字D」に触発されたという2人の男性会社員が危険なドリフト走行を繰り返し、一方の車がガードレールに衝突する事件が発生しました。
犯人はどのような人物なのでしょうか?
「頭文字D」から影響を受けた男性2人、危険ドリフト走行で書類送検―神奈川県警
“頭文字Dを読んで実際にドリフトしたかった”という理由で、神奈川県警は男性会社員2人を書類送検しました。
黒い車が道路上で爆音とともに車体を横滑りさせる様子が見受けられました。
その後、白い車も道路の真ん中で車体を大きく回転させていました。
これら2台の車は、度々危険な”ドリフト走行“を繰り返していました。
しかし、白い車がブレーキを十分に利用できずにガードレールに衝突してしまいました。
車を運転していたのは、神奈川県藤沢市に住む21歳の男性会社員と、茅ヶ崎市に住む22歳の男性会社員の2人でした。
彼らはいとこ同士であり、本日、道交法違反の疑いで書類送検されました。
警察によれば、茅ヶ崎市の男性は取り調べの際、「人気漫画の”頭文字D“を読んで、実際にドリフトを体験したかった」と述べています。
加害者・犯人全員のプロフィールの表:顔画像や名前は?
名前 | 名前の振り仮名・読み仮名 | 年齢 | 住所 | 職業 | 勤務先・会社名 | 犯罪行為 | 逮捕容疑 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
不明 | 不明 | 21 | 神奈川県藤沢市 | 会社員 | 不明 | ドリフト走行 | 道交法違反 |
不明 | 不明 | 22 | 茅ヶ崎市 | 会社員 | 不明 | ドリフト走行 | 道交法違反 |
顔や名前は不明です。
イニD(頭文字D)とは?
「頭文字D」は、しげの秀一による日本の漫画作品で、またそれを原作とするアニメや映画なども存在します。
ストーリーは、豆腐店の息子である主人公・藤原拓海が、父から受け継いだAE86型トヨタ・スプリンタートレノで、様々なライバルとのカーレースに挑むというものです。
特にストリートレース(公道でのカーレース)を描いた作品として知られ、実際のドライビングテクニックや車種について詳細に描かれていることから、自動車愛好家からも高い評価を受けています。
ドリフトとは、車両がコーナーを曲がる際に、車体を滑らせることで曲がる技術のことを指します。
「頭文字D」では、ドリフト走行の描写が特に印象的で、多くの読者にドリフトの技術や魅力を伝えるきっかけとなりました。
世間の反応
頭文字Dを読んでドリフトを試みた、それ自体は全く問題ありません。ただし、問題となるのはそれをする場所です。今の時代、車を愛する人が増えるのは素晴らしいことですが、一方で、偏見を持たれるのは悲しいですね。
かつては夜の車遊びが許されていましたね。バイクで峠を駆け上がったり、車で埠頭を走ったり。警察が来ても逃げるだけでした。その頃はとても楽しかったと思い出します。車もバイクも楽しいので、遊べる場所を探し、安全に遊んでほしいですね。サーキットはお金がかかりますが、そこなら安全に思い切り遊べますよ!
昔は白バイ隊員になる夢を持ち、人があまり来ない田園地帯の公園駐車場で一日中バイクのジムカーナを練習していました。一度警察に見つかりましたが、苦情が入るまでは練習して良いと言われました。今ならインターネットで非難されるでしょうから、それは寛大な時代だったと思います。
頭文字Dの監修や、現在はスーパーGTの土屋監督など、公道ドリフトビデオを出したり、公道で走ったりする人もいますね。首都高速を速く走ったり、バーンアウトをする人がビデオを出す一方、首都高速を自転車で走る人もいました。しかし、公道での危険運転はドライビングテクニックとは関係なく、やはり避けるべきです。そして、それがアニメのせいだとは思いません。
警察も白バイ練習で公道を速く走ったり、バスにぶつかってそのバスのせいにした事件があったことも思い出します。それは氷山の一角かもしれません。しかし、今回の件は、ドライバーが相手がいないうちに警察に捕まり、反省するきっかけとなったのかもしれません。それは、事故が起きる前によかったのかもしれませんね。
しかし、動画を見ると、これはドリフト走行とは言えませんね。ただ滑っているだけのようです。ドリフトとは、コーナリングの技術の一つで、高速で走り抜けるものです。動画を見てみてください、速くはありません、むしろ遅いです。時代が変わったのですから、昔のマンガを見て憧れるなら、ちゃんとサーキットに行った方が良いでしょうね。
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