2023年3月16日、ガーシーこと東谷義和に逮捕状が発布されました。
近日、警視庁は国際指名手配する方針です。
ガーシーは2023年3月15日に、参議院議員を全会一致で「除名」処分となっています。
今回は、東谷義和を取り上げます。
ガーシー逮捕状請求|ニュースの詳細
警視庁は動画配信サイト上で俳優の綾野剛さんやドワンゴ創業者の川上量生さん、ジュエリーデザイナーの福谷公男さん著名人ら3人を常習的に脅迫し、
名誉を毀損するなどの容疑で、元参議院議員であるガーシーこと東谷義和氏51歳と、
もう1人の動画編集者である40歳男性について逮捕状を請求したことが報じられています。
また、警視庁は外務省にパスポートの返還命令を要請しています。
ガーシーは『東谷義和のガーシーch【芸能界の裏側】』というYouTubeチャンネル(現在はアカウント永久凍結・BAN)で様々な有名人の裏の顔を暴露する暴露系YouTuberでした。
また、ガーシー氏は政治政党である「政治家女子48党」に所属していた元参議院議員で、2023年3月15日に除名処分となったことが報じられています。
現在は、UAE(アラブ首長国連邦)に滞在しており、警察の事情聴取にも応じていませんでした。
このため、警察に逮捕状を請求されたとみられています。
また、国会を全会一致で除名処分となった理由や原因も、UAE
に潜伏しており、帰国して日本の国会に出席しなかっためであったとされています。
ガーシー東谷義和とは?プロフィール経歴や暴露系YouTuber時代にやってたこと
東谷義和さんは、日本の元政治家、元YouTuber、元実業家であり、芸能界の裏側で活動していたことでも知られています。
1971年生まれの現在51歳で、出身は兵庫県伊丹市です。東谷義和さんは、アパレル会社社長としても活躍していたが、失敗しアルバイトで生計を立てるようになりました。
2022年には、参議院議員に当選しましたが、2023年3月15日には議員資格を失いました。
東谷義和さんは、「ガーシー」としても知られており、YouTubeチャンネル『東谷義和のガーシーch【芸能界の裏側】』を運営していました。
このチャンネルでは、芸能人や業界人の情報を暴露して話題を集めました。
ガーシー現在地がTikTok人気ランキングが理由や原因で「カタール」バレる
TikTokには「人気ランキング」機能があり、生配信ユーザーの「人気ランキング」が地域ごとにリアルタイムで表示されます。
この機能によって、ガーシーのTikTok上に「カタールの人気ランキング」が表示されてしまい、潜伏してるのがカタールだとバレたということです。
ドバイに滞在説は、フェイクニュース・デマ・ガセ・捏造なようです。
ガーシーツイキャス配信の内容|逃亡先・引越し先の国はどこ?
ガーシーは2023年3月15日に、TikTokアカウントの「gaasyy_ch」にて、仲間含めて日本に帰国しないことを発表しています。
警察が出した「パスポート返納命令」とは、外務大臣や領事官が旅券(パスポート)の名義人に対し、
旅券に虚偽の記載があった場合や記載事項を訂正した場合、
あるいはその他の理由で旅券の返納を命じることができる制度です。
ガーシーの場合は、通知掲載から20日経てば、パスポートが失効し、不法滞在扱いになり、現地当局に拘束後に日本へ強制送還される可能性があります。
2023年3月16日、逮捕状請求後に改めて帰国しないとツイキャス生配信で話したガーシー。
では、ガーシーは一体どこに逃亡先にするつもりなのでしょうか?
【国際手配でも捕まらない国】ガーシーの逃亡先の候補その①北朝鮮
国際指名手配とは、犯罪容疑者や犯罪者を国境を越えて追及するために、国際刑事警察機構(ICPO/INTERPOL)が発行する手配書のことです。
犯罪容疑者や犯罪者が逃亡した場合に、国際指名手配が発令されることがあります。
国際指名手配犯が捕まらない国として、北朝鮮が挙げられています。
北朝鮮は独自の政治体制を敷いており、国内外からの情報や外交関係も限定的であるため、国際指名手配犯が逃げ込んでも追及されないことがあるとされています。
ただし、日本と北朝鮮は国境断絶状態にあり、拉致問題などもあるため、日本人であるガーシーが北朝鮮を逃亡先に指定するのは非常にリスクがある行為です。
ガーシーの逃亡先の候補その②フィリピン【犯罪人引渡条約を結んでいない国】
「犯罪人引渡条約」は、日本で犯罪を犯した者が海外に逃亡した場合に、その人を追跡し、逮捕するための条約です。
この条約により、アメリカや韓国などの国々との間で犯罪人の引き渡しを相互に義務付けています。
この条約は、国際的な犯罪捜査や取り締まりをより効果的に行うためのものであり、犯罪者が逃亡することを防止する効果も期待されています。
このため、国際指名手配犯が逃亡先としてフィリピンを選ぶケースが多いとされています。
しかし、「犯罪人引渡条約」を締結していないだけで、フィリピン政府は、国際指名手配犯を逮捕し、関係国に引き渡す姿勢を取っています。
最近でも「ルフィ事件」のグループ主犯格である渡辺優樹容疑者(38歳)、小島智信容疑者(45歳)、今村磨人容疑者(38歳)、藤田聖也容疑者(38歳)のフィリピン当局が拘束し、日本に強制送還しました。
ガーシーの逃亡先の候補その③レバノン【カルロス・ゴーン】
カルロス・ゴーン容疑者の逃亡先として選ばれた「レバノン共和国」も候補として上がっています。
国際指名手配の件で、日産自動車の前会長カルロス・ゴーン容疑者について、レバノン政府はICPOから「赤手配書」を受け取ったと発表されています。
赤手配書は身柄引き渡しや同様の法的措置を目的として被疑者の仮逮捕を要請するものですが、レバノンは日本と犯罪人引き渡し条約を結んでいないため、実質的な逮捕は困難とされています。
上記の国の他にも「南アフリカ」などを候補にあげる人もいるようです。
ガーシー逃亡先候補④ウクライナ侵攻のロシアで確定か
2023年3月23日追記:ガーシー東谷義和と池田俊輔にパスポート返還命令
ガーシー氏は、動画投稿サイトで著名人などを繰り返し脅迫したとして、暴力行為等処罰及び防止等に関する法律違反の疑いで逮捕され、旅券返納命令が出されました。
外務省は、4月13日までに旅券を返納するよう求めています。
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