2023年3月14日、ガーナ国籍のナナ・コフィ・ボアテイン容疑者が『国際ロマンス詐欺』で大阪府警により、国際指名手配されました。
一体、ナナ・コフィ・ボアテイン容疑者の詐欺の手口はなんなのでしょうか?
そして、国際ロマンス詐欺とはなんなのでしょうか?
国際ロマンス詐欺とは何?説明や解説
『国際ロマンス詐欺』とは、恋愛を演出して相手から金品を騙し取る詐欺のことです。
近年は外国人や外国人を名乗る日本人詐欺師が、マッチングアプリやSNSで接触し、投資案件やプレゼントの送料等の目的で金品を詐取する事例が増加しています。
また、投資詐欺の場合には、ビットコインや仮想通貨の投資や送金を持ちかける手口も多く見られます。
手口は時代とともに変化しており、以前は中東やアフリカの戦地で活動する軍人や医師を名乗り、
数か月から1年ほどかけて恋愛感情を醸成させたうえ、活動資金が必要だと言って金をだまし取る手口が一般的でしたが、
最近では暗号資産の普及やコロナ禍などを経て手口が変化しているとされています。
このような被害を防ぐためには、相手をよく知ることや、急な送金や投資の申し込みには注意し、詳細を確認することが大切です。
ナナ・コフィ・ボアテイン容疑者の詐欺の手口+顔画像+プロフィール
上記の動画の冒頭で、自らを金持ちと名乗る男が、ネット上でなぜか日本の文化「断捨離」を解説しています。
この男は、国際ロマンス詐欺グループのリーダーとみられています。
詐欺などの疑いで、大阪府警に公開手配されたガーナ国籍のナナ・コフィ・ボアテイン容疑者です。
警察によりますと、ボアテイン容疑者は、2019年までにSNSでアメリカ人を装い、大阪府内の男女4人に恋愛感情を抱かせ、およそ2600万円を騙し取った疑いが持たれています。
男性の被害者に対しては、女性軍人になりすまし、シリアでテロ組織の邸宅を襲撃し、
1億ドル以上の現金を没収した一部を「あなたに届ける」と嘘をつき、
荷物を送る経費などとして金を騙し取っていたということです。
この事件を巡っては、日本人グループの主犯格とみられる森川光被告59歳など17人が逮捕されています。
被害総額は4億9000万円余りに上るとみられています。
ボアテイン容疑者は現在、アメリカに潜伏しているとみられます。
大阪府警が公開した被疑者情報はこちらです。
コフィ・カネモチ|ナナ・コフィ・ボアテイン容疑者YouTubeアカウントの特定は?
報道によれば、ボアテイン容疑者は、YouTube上にて「コフィ・カネモチ」と名乗る動画をアップしていたようです。
特定をするべく調査しましたが、ボアテイン容疑者のものと思われるYouTube垢は、現在見つかっていません。
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