2023年3月12日の午前、老舗旅館である『二日市温泉・大丸別荘』その五代目である山田真前社長が自殺により、死亡しました。
山田真前社長とは、どのような人物だったのでしょうか?
自殺の動機|大丸別荘レジオネラ菌問題の経緯や時系列
- 2022年8月福岡県筑紫野市にある老舗旅館「二日市温泉 大丸別荘」では、大浴場から基準値の2倍のレジオネラ属菌が検出され、利用者が感染症を発症しました。
- その後、県が清掃などの改善策を促し、旅館側も自主検査を実施し、菌は検出されなかったと報告して営業していました。
- 2022年11月しかし、再び県が検査したところ、基準値の3700倍のレジオネラ属菌が検出され、旅館側が虚偽の報告書を提出していたことが発覚しました。
- 2023年2月28日山田真社長が記者会見が開き、大浴場の湯を年に2回しか入れ換えていなかったことを謝罪し、社長から辞任を表明しました。
- 2023年3月12日筑紫野市内の山道で死亡しているのが発見されました。
二日市温泉・大丸別荘の歴史
大丸別荘は、慶応元年(1865年)に創業した約150年の歴史を持つ旅館です。
木造建築が美しい「大正亭」、数奇屋造りの「平安亭」、古民家を思わせる「昭和亭」、そして「蓮魚庵」があり、各々違った魅力を持っています。
5代目社長は山田真さんで、総支配人でもありました。
先代の社長は「山田大助」さんという人物であり、おそらく山田真さんの父親ではないかと言われています。
『二日市温泉・大丸別荘』の新しい社長は不明となっています。
山田真前社長の自殺した遺体の発見場所どこ?自宅住所は?
福岡県筑紫野市の大丸別荘の元社長、山田真さんが自殺した現場は筑紫野市内の山道であることが報じられています。
詳細な場所は報道されておらず、警察が調査中であることが明らかにされています。
山田真前社長は自宅住所は、現在不明となっております。
2023年3月8日に、福岡県警察が公衆浴場法違反容疑で大丸別荘を捜索したことが報じられていますが、その際に自宅があるかどうかに関する情報は公表されていません。
ただ、福岡県筑紫野市の大丸別荘付近に住んでいたのではないかと推測されています。
Googleマップのストリートビュー
大丸別荘|自殺した山田真前社長の遺書の内容は?
報道によれば、遺書には
「すべては自らの不徳の致すところ」「もうしわけない」「あとは頼む」
と、書かれていたようです。
山田真前社長の家族構成(嫁・妻・奥さんや子供)は?
山田真前社長の家族に関する情報はあまり公開されていないようです。
70歳という年齢から考えると、結婚していたなら、子供や孫もいる可能性が高いです。
ただ、下記の『二日市温泉・大丸別荘』記事を見る限り、山田真前社長の嫁・妻・奥さんや子供に対する言及はありません。
女性支配人である松尾久美子さん68歳にだけ言及があります。
大丸別荘は家族経営の宿であり、代々引き継がれていることから、山田真前社長は結婚していない、もしくは結婚しても子供を授からなかったのではないかと考えられます。
世間の反応は「逃げた」
違うんだよ。
160年近く続いた旅館、親から継いだ旅館、昭和天皇が宿泊し、上皇様、今上天皇も皇太子時代に休憩した格式とプランド、全てを失ってしまった償いは命ではなく裁判の場に立つことだった。
「なぜ?」を明らかにしコロナ禍での経営難を訴えて苦しくても断罪され、その一方で公的機関の検査が知床のアレと同様に形式的になっている事に警鐘を鳴らさせる役割を果たすべきだった。
その上で次の運営者(または運営会社)にしっかりと引き継ぎして旅館を再生させる道筋を着けるまでがこの人の仕事だったのに。
自死してしまう事で全てを後継者に押しつけることになってしまう。
知らないと言えば「死人のせいにしている」と謗られる。
誹謗中傷と事の重大さに追い詰められて気の毒だと思うが、とにかく残念。
罪は罪だが、加熱する報道。
これまでも鳥インフルエンザを発生させた京都の浅田農産会長や電気柵を自作した静岡の男性など、こぞってマスコミをあげて誹謗中傷合戦を広げた結果の自決があった。今回も自決。ある種の犠牲者ともいえるのでは?やり過ぎではないだろうか。
死ぬことはなかったのにご冥福をお祈りします。
死んだ前社長は安易に言い訳せず逃げることなく認識の甘さを素直に謝罪していたから案外怒りより今後はどうするのか注視していた。確かに責任を感じたのだろうけど死んで解決させる問題ではなかった。むしろ責任を取り再建する努力をする方が大変なのに逆逃げてしまったことは無責任すぎる。それならば死ぬ気で頑張って欲しかった。
この温泉旅館はもう今のままではイメージ回復は難しいだろう…別の経営者になるくらいしかし方法がないだろうな…
世間の批判の声がひどいのは当たり前の杜撰な衛生管理だったのにどうしてそれで大丈夫だと勘違いしてきたのか理解できない。レジオネラ菌で死亡者がいなかったのは不幸中の幸いでまだやり直せるはずなのにこんな形で死者が出るとは…
残念だ。
後味悪い結果になりました。
自殺か~!
世間に対する償う選択肢を間違えたな。
大丸別荘さんの存続は極めて厳しくなりそうだ。
他の温泉施設も、今まで以上に安全衛生管理を強いられて行く、現時点では氷山の一角に過ぎず行政は不定期の抜き打ち検査をすべきです。
この老舗旅館遅かれ早かれ、倒産するとは思っていた。何故なら、日本人独特の強固な『清潔感』、『穢れ意識』があるから。一旦抱いた『汚い』と言う負の意識は例え科学的に『綺麗になりました』と証明されても中々払拭出来るものではない。太客はもう来なくなるだろうから、再建は無理だろうと思っていた。
恐らくこの社長もこの宿が倒産の憂き目にあう事や世間からの批難、見ぐるみ引っ剥がされて放り出される事、自分のして来た愚かさなど、あらゆる不安や後悔、恐怖が心の中を埋め尽くしたのだろう。
『何も命を断たなくても』と人は言うが、自ら命を断つ恐怖よりも、怖かったのだろうと思う。
死体蹴りになるから、亡くなったこの方を責める気はないが、経営者が自殺してしまった事はこの旅館にトドメをさしたと言えるだろうな。縁起が悪すぎて誰も泊まらないだろうから。安くしたら物好きは行くかも知れないが、その位だろう。
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